2011年 02月 04日
ビール工場
教室まではトラムで通っているのだけど、
学校からの帰りみちいつもでっかい工場の前を通ると煙突から
もくもくと湯気がでていて、きな臭い匂いがトラムの中まで
漂ってくる。
でっかい工場の正体はドイツでも有名なビールの工場で
街のどまんなかにこんな大きな工場があるのは
なんとも変なかんじだ。
真っ暗ななかにぽつぅんと青白い光が散らばっていて
どうやら機械がいつでも動いているらしい。
入り口からビールの空きケースが無数に積まれていて、
でっかい門からはやはりビールを運ぶための滑車の線路が
続いている。
昼間にみる景色と夜中のこのミステリアスな煙突達は同じ建物にはみえない。
ドイツ人のビール消費は並じゃない。
フランスがワインが安いのならここではカフェでビールを頼む方が
ミネラルウォーターより安いのだ。
そして圧倒的なのがスーパーにずらりと並ぶ無数のビール。
全部で十数種類おいてあるのが普通で、リサイクルの瓶が主流である。
数ヶ月まえから一切アルコールをやめた私には、今は無縁だけど、
それでもこの工場のホップの匂いにをかぐとついついまた
飲みたくなってしまうでないか。
誘惑はいつでもつきないのだ。
ちなみにこの工場で働いている人達はビールは飲み放題。
でも以外と赤ら顔で仕事場からでてくる人はすくないので、
アルコールが入ってもドイツ人のでっかい身体には、
たいしたことではないのだろう。
by inei-reisan
| 2011-02-04 06:16
| ミュンヘン日常
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