人気ブログランキング | 話題のタグを見る

男の汗




男の汗_e0211739_3493458.jpg

2月: 希望





ふとなぜか図書館で勉強してたときに、思いついたタイトル。
どこからきたんでしょう、目の前に座ってる老人がやはり難しそうな本を読んでいるのを
みて思ったわけではないのですが。


私の高校は進学校だったから、理系、文系とわかれていて
数学だけが取り柄の私は
いやおうなしに理系のクラスに振り分けられた。
脳は芸術を欲していたが、それに当てはまる人生があの時はなかった
ということか。
進学欄に何になりたいかと聞かれ、「写真家と詩人」と書いたら、
その結果をきいた父親に思いっきり頭をこずかれた。笑
そんなんで食っていけるわけないだろってなかんじで。

さて理系のクラスに進む女子はすくない。ただでさえ人気のないクラス,
加え世界史と物理なんかを選択したので、
40人のクラス中5人女子、35人男子という編成だった。
男に囲まれ華やかだね、とう女子もいるかも知れないが、
授業中との特に夏の体育の時間が過ぎては、私たちの地獄がはじまる。
体操服を着替えおわった男子達は、
やはりどうしても汗臭いのである。
もちろんお年頃、匂い消しのスプレーを使っているお洒落さんもいたが、
たいていは汗の臭いのだった。
私の鼻はこの時に見事の進化したといってもよいだろう。
たいていの臭さには動じなくなり、
かえって女の人の香水に敏感に反応するように
成長してしまったのだ。
そしてそれからの2年間で私は男子の中でもなんのその!、
の女子に成り下がって(上がって?)いた。

それに引き換えヨーロッパ人のなんとも臭くないこと。
最近の若い男子でもそうそう汗臭い男子は
みつからない。
外人は体臭がっとも言われるがよっぽどぴったりくっついてないかぎりは
そんなには気にならない。


よっぽどのいい事をした後くらいでしか、彼らの汗の匂いを嗅ぐ事は、
ないだろう。

苦笑



よい一日を。
by inei-reisan | 2011-03-03 03:43 | ミュンヘン日常 | Comments(0)

自分が住む国を選ぶ権利はあるが、国が私たちを選ぶ権利はない

by inei-reisan
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31