2011年 05月 09日
2005-10-02
幸福論
幸せについての否定的な考え方は多い。
自分の感じている幸せを疑う、自分が味わった幸せの価値を低く見る、自分の持っている幸せを楽しむより失うことを恐れる、大きな幸せの中の不幸な部分をあら探しする、明日の幸せを信じない。
ある程度の幸せを経験しただけで、もうすべての幸せの正体をわかったと思う。幸せなんてこんなものだ、たいしたことはないと思う。そういう幸せしかない人生なんて空しい。挙げ句の果ては、すべての幸せを否定して、生きることの本質は不幸と考える。
幸せを信じない者は、幸せを損する。(バートランド・ラッセル 『幸福論』CH.10)
ラッセルの言葉はなんかいいですね。あまり哲学書を読まない私でもジンとくるときがあります。
幸せという言葉を人一倍よく使う私は、もっと勉強しなくてはとおもいます。その意味を。
by inei-reisan
| 2011-05-09 01:53
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