ボローニャ  vol.1 クリスマスイブ

クリスマスにずっと訪れたかった街に向かっていた。
写真と語りでしか知らなかった街なのに、どうしても想像だけが膨らんで
どうしても行きたかった場所だったのだ。

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イタリアのその北の街は、なんとも広くて静かで、
想像どおり素敵な場所でした。

調べてみたらボローニャのまち自体が幾つもの時代を交差して生き延びている。
まちの中の道の石畳がいくつもの時代の色で染まり、削れていっていていた。
ときには行き止まりになり、ときには橋の下に道は続き、
どこまでも迷路のようにぐるぐると。
クリスマスの日はひとっこひとり外にはでていなくて、
しんとしていた。
無言のクリスマスイブ。
そういう例えが正しいんじゃないか。


御飯時になると、私たちのような観光客だけがうろうろとまちのなかを歩いている。
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イタリアの家族は、聞いてところによるとものすごく関係が深く、
クリスマスは必ず集まって祝うそうな。
その密接たるや素晴らしくて、逆に家族がいない人も一緒に知り合いのどこかでお祝いしてもらえるんじゃないんだろうか?

イブにカーテンで隠れたトラッテリアによるご飯を食べにはいってみる。
なかでは予約席がいくつか設けられ、その間に空いている席に着かせてもらった私たちは
まさかイタリア人の大家族のなかで食べる羽目になろうとは思わなかった。
時間とともに私たちの周りの席は予約をした地元のイタリア人家族に埋め尽くされてゆく。
大体が大人数で、きっと親戚そろってそこでイブのご飯をたべるのであろう。

いやぁイタリア人の食べ方はまさに豪快。
前菜だけで、何種類か、パスタを何種類か、そしてメインをひとり一皿きちっととり、
そのあとにデザートを何種類かとってゆく。
間に酒を飲み、最後にカッフェでしめる、まさに大完食。
みててもあっぱれ見事な食欲だ。

こんな胃に、我ら旅行人が付いて行けるはずはないのだ。
いや、付いていったらいけないのだ。
そう言い聞かせて、私は首をふりふりお店をでた。

イタリアはそういやぁ、そういう国だった。。
しばらくぶりで、うっかり私そのことを抜けていた。笑。
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by inei-reisan | 2016-01-05 06:27 | travel? | Trackback | Comments(0)

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