ローマ・ナポリ vol4

もうそろそろこの旅を締めないと、やばい。
夏の出来事がつぎつぎと溜まってきている。笑

さてナポリからローカルな電車に乗って1時間くらいで到着したのは、ポンペイ。

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ここは以前の旅でアマルフィと天秤にかけられて、行くことができなかった古代都市。
同居人の建築おばあちゃんの強力なプッシュがあり、今回の旅をプランにねじ込んだ。
平らな草原からもくもくと山の間を渡って行って、到着したポンペイの遺跡は思ったより大規模。
途中で雨も降り出して、火山でも噴火しそうな勢い。
傘をさしながら、遺跡をお散歩。

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石の地面はつるつる滑って転びそう、
しかも傾斜がかなりついている。あちこちに昔車輪を引いた後らしきくぼみが削られている。
ここは火山灰により2000年近く前の街がすっぽり埋まってしまった場所。
灰が取り除かれ遺跡はどれも保存状態がよく、建物内の壁にかかれた色までも鮮明に残っている。


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灰に一気に埋もれてしまった人たちは息する間もなく地中の奥底へ。
そのまま保存され、空洞化した人形を石膏で型取って、こうやって保存してある。
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動かない、話さない、この人々こそがこの街の全てを静かに語っている。

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私たちなんて彼らの沈黙のたった何十分の一の人生。
たったそれだけなのだと思うとすこしずつ重なっていた重荷になっていることがすこし軽く感じられる。
私たちは、そう考えると歴史的には、

究極に身軽。









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by inei-reisan | 2017-08-10 17:22 | travel? | Trackback | Comments(0)

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