カテゴリ:travel?( 59 )

ベルギー vol.1 Brugge

4月末はオランダの学校はバカンスでオランダ語の授業がないので、ベルギーに遠出してみる。

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フランスとそんなに遠くない場所までバスと電車で乗り継いで5時間。
もちろんオランダのお隣の国だけど、行く場所によっては少し遠くなる。

国境を渡ると言葉が錯綜する。
オランダ語が訛り、フラミッシュ語になり、フランス語が混じって私の頭も大混乱。

到着して早速街中を散策すると中世の街並みが迎え入れてくれる。
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ここは観光地として名高いことを着いてから知った私は、思いの他たくさんの日本人がいてびっくり。
日本人ツアーのあとを歩くと、街並みの説明を聞けて便利便利。
かつてはオランダ領であった名残もあり、町の通りにはオランダ名の通りがいっぱい。


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この町の名所である修道院を訪れる。
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大きな緑の中庭を囲んで白い壁の幾つかの棟に分かれて彼女達の住処、お祈りのためのちいさな教会は配置されている。
ここも観光客がいっぱいで、とくにヨーロッパの修学旅行生が多い。
修道院にはもちろん修道女が生活をしており、建物のあちこちに静かにするように看板が掲げてあるが、
学生たちはそれも無視。

訪れていた私も、呆れてしまった。

それでも修道女達は出てきて怒ったりしないのは、もう慣れているのか、実はそんなうるささが聞こえてないのか。
本当のところはどうだかはわからないがそれを見てて一つ思い出したことがあった。

昔亡き母の強い希望で家族と訪れた北海道にある有名な修道院。
そこはBruggeほど大きなものではなかったが、やはり修道院なので基本的に生活するための規律は同じで、
一旦入院すると、家族とは切り離された生活をしていると
訪れた時に聞かされて、まだ若かった私は心から感心してしまった。

その時案内された方に言われたことは、

正面玄関はなく、ちいさな裏口のような入り口から修道院につながる小さな通路は
家族と切り離される通路でもあり、
逆にその通路を通って出ていけば、もう現代の世界に出て行ってしまう出口でもあると。
特別な意味のある細い通路は、訪れた私たちは見ることもできなかったけど、
その裏門の門の前までは入ることができ、その前で写真を撮ったものが
今でも実家に残っている。

そんなことを思い出しながらこの修道院を歩いていたら、
きっと家族と縁を切ってしまった彼女らは、窓の奥から騒がしい私ら観光客を眺めながら
熱心にお祈りをしているのであろうと感じた。

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by inei-reisan | 2017-05-07 20:56 | travel? | Trackback | Comments(0)

この町にはたくさんの偉人が現れて、そして消えていった。
何世紀もの時代を重ねて、幾度もの芸術や、文化や思想が
やはり現れて、そして消えてゆく。

そして私たちはそれらの存在を全て終わってからもしっかり見て知ることができる。
それにしてもこんなに身近に
目にすることができるなんて、なんて素敵なんだ。



今回はflorenceのBasilica of Santa Croce を訪問。


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ガリレオのお墓
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ミケランジェロのお墓
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ダンテのお墓

これらのお墓は暗闇の教会に、ひっそり隅っこに祀ってある。
作品や物づてに彼らを知るより、こうやってお墓の前に立っていられるのも
この町ならでは凄さなんだ。

ちなみにこのダンテの顔はなかなか印象深く、いつまでも私は頭から離れない。
深い掘りの顔つき、眉間にしわを寄せていそうな深刻さ。

あぁ実際に人間であったのだなぁと
感慨深く感じた時。


みんな実際に生きていた人間なんだ。
そうなんだー!







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by inei-reisan | 2017-02-25 06:30 | travel? | Trackback | Comments(0)

florence vol.2 会話



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頭をあげて天井を眺めてみる。
誕生いっぱいに描かれた様々なストーリーをじっと見つめていると、
どんどん目の前がぐるぐるしてきて、どこが始まりで、どこが終わりなのかわからなくなる。
そのくらい天井画を見つめる。
どこかに私が見つけられる秘密があるんじゃないかと、
どこかで私にメッセージが送られているんじゃないかと
どきどきしてくる。

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巨大な銅像の前で、私は影をみる。その像が動いているんじゃないかと錯覚を起こしてしまう。
生き生きとしているというのはこうことをいうんだなと
その像の前で再度確認する。
そしてぐるぐると像の周りを回れば、様々な顔が出てくると聞いてたから
また私もぐるぐると像の周りを回る。
確かに。持ち上げられた彼女と一瞬目があった気がする。

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石の中から彼の作品が浮き上がってくる。
彼(ミケランジェロ)は、巨石を前に一発勝負で掘り始めて
しまう怪物だったらしい。
いくつもの構想を繰り返し、デッサンをし
いざ出来上がったイメージを目の前の石に一発勝負でぶつける怪物。
この作品は最後の彼の作品であり、未完成であるのに関わらず、
もうすでに生きているかのようだ。
岩の中からもうもうと生まれてくる、そんな彼の遺作達。








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by inei-reisan | 2017-02-22 06:30 | travel? | Trackback | Comments(0)

florence vol.1

旅好きな私はまたどこかへ。



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15年も前に訪れたflorenceは全然私の記憶に残っていない。
何をみたんだかすっかり忘れてしまっていた。
今回は1週間の滞在でしっかりみたものを記憶しておきましょう。
これがいつかまた役立つときがくるのだから。

旅前に調べていたら、この町の美術館と教会の多さに心底たまげた。
なにをどう見ても、退屈する場所なし、見どころのある町である。
町の歴史をついでに調べてみるとさらに面白い。
最近いただいた世界史の本が今になって役立って嬉しい限り。

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メディチ家の町への影響は大きく、どこもかしこも美術品でいっぱいである。
観光シーズンから外れていたこともあり、ゆっくり中をみて回る事ができる。

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ミケランジェロも、ダビンチも、天国も地獄も、数百年たってもこの町の中には
犇めきあって生きている。
新しくて美しいものも素晴らしいが、古くて美しいものは
さらに魅力的だ。
そこに重ねられた時間が美しさに意味を持たせるから。
そして私たちはその時間の中に存在できるなんて、なんて幸運なんだろう。








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by inei-reisan | 2017-02-19 00:50 | travel? | Trackback | Comments(0)

施し  PISA



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最近ばたばたとヨーロッパを旅しているのだが、この間訪れたイタリアのPISAにあったこの古い墓場にあった壁絵は圧巻された。
上から順にキリストの教えをとくとくと説いているのだが、
どの悪魔も信者の顔もすごく怖い。
古い壁画なので写真では見えにくいかもしれないが、右側には地獄で待ち受ける悪魔、
左にはキリストの施しを受けている人たちが描かれている。

先日どっかの記事で現代人は自分のことばかり考えていることが取り上げられていた。
自分の得に焦点を当てて、行動し言動し結果を勝ち取る。
勝ち取った人は実は様々な人の事情を都合のいいように
考えとって、都合のように出来事を頭の中でパッチワークする。
切り捨てた部分は存在しなかったことにしてしまう。
自分自身でそのことを気がつかない限り、その人の中での価値観や善悪が
次々と重なりあっていく。

実はこの上の壁画を見たとき、私はぞっとした。

宗教的観念で話をしているわけではないが。

私が都合よく切り捨てた事実は、実はすぐそばでこのような地獄風に処理されていってしまっているんじゃないか。
私の無意識の中でビジュアルでこのように表現されてしまっているんじゃないか。
でもそれをどうすることができなく、ただ自分の作り上げている積み重ねを
信じて人間は所詮生きてゆくしかない。

現代は究極の戦場だ。

もしこの地獄・極楽絵に気がついてしまっている繊細な人がいたならば、
それでその事でひどく傷ついているのならば、

実はすべての人がこの絵の中にポジションを得ていると
ただすべての人がその事に気がつかない鈍感さという防御を
持っているだけなのだと。














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by inei-reisan | 2017-02-17 01:36 | travel? | Trackback | Comments(0)

groningen

相棒の仕事の都合でgroningenにちょっと遠出をしてみた。
私が住む街からはバスで3時間くらい。ちょうど東京と大阪の旅くらいの気分かな。

12月まっしぐらということで市場にはモミの木の大セール。
持ってけ持ってけとおじさんが売りに精を出している。
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Gorningenは北のオランダの玄関口。
どこもかしこも商売人らしき人がうろうろしてて、
ついついいろいろ買わされそうになる。(いや、ほんとは買っちゃいけない)
昼3時過ぎにホテルに着いた私はカメラ片手に街をうろつく。
このごろは日の入りが早いから、暗くなるまでの時間が勝負。いそがなくては。
今回ここに来て来たかった一つである報道写真の展示会へ。

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なんと会場はgroningenにある旧シナゴーグの建物だったので、なんとも異様な雰囲気でした。
会場を出るとすでに真っ暗でピンクの光だけが異様に輝いてる。
これでまた6時前。ヨーロッパの冬の夜は本当に暗い。。
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次の日は朝から霧と雨。街中は夜並みに暗かったけど、美術館に行くならちょうどいい天気だったのか。
この日は周りから一押しされていたロダン展をみにgroningen museumへ。
一押しされていたのはまずはロダン展の展示の多さと美しさだったけども、
その美術館の外装も、建築家4人が作っただけあって、とりわけユニークだった。
→これは今一緒に住んでる大家さんが教えてくれた情報。

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街のあちこちにいろんな文化が混ざり合った形跡が確かにある、
groningenはそんな街でした。

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by inei-reisan | 2016-12-18 19:25 | travel? | Trackback | Comments(0)

コゾ島への道 マルタvol.4

マルタ本島から船に乗っていける所にコゾ島というのがあって、旅の最終日は朝からコゾ島へ出発。
宿があったスリーマからバスに乗ること2時間弱。やっと島の北の端にあるフェリー乗り場に到着。
思ったよりたくさんの人がフェリーに乗り込んでいて中の席はどこも混み混み、座るところも見つからず。。


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未だにおじさんたちが手動で縄を巻いてる。昔の人じゃあるまいし。それをデッキの上からのんびりと見学。
フェリー自体は30分くらいで到着したのだが、出るまでに出口に大勢の人が押しかけていて、パニック状態。
ここで列に並べない南のイタリア人気質っぽいものを思い出す。。。

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コゾ島は人口も少なく、観光場所が点々としているため、バスでツアーに参加するのがオススメであった。たしかにこの距離、歩いたり自転車に乗って回ってたら、1週間はかかるであろう広さ。
そしてこの人のいなさ。。
コゾ島で一番きれいと言われるビーチ。まだ泳げる温度だったけども、この日は風が強いせいか、人は非常にまばら。

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この教会は中心地の塀の中に作られていた教会で、地図を忘れた私たちはどこだーと探し周ってたら、実はすぐ中にあったというものでした。
道端にいたおばさんに一生懸命イタリア語とか英語で聞きまくっていたのに。。(私じゃなく、相棒が。)

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この島の一番の名所は紀元前3000年あたりに作られたという遺跡。この大きさ、、半端ない!
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計算してみればエジプト文明よりちょい前に栄えたことになっている。マルタの歴史の長さに非常にビビってしまった。

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この穴が扉の取っ手隣って硬い石で掘り出していたり
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巨大な石を切り出して、扉のようなものを作り、しかも下にはレールをしいて引扉になっていたりといろいろな文明が触ってみてとれる。



計画通りすべての名所を回ることができなかった私たちは最後バスの上から残りの名所を超特急でぐるぐる回る。


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夕方のブルーホール。昼間にみたら真っ青らしいけど夕方の光だと、緑色。
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次回はもう2、3泊コゾ島で泊まるのもアリかもしれないなっと思ってみたり。


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by inei-reisan | 2016-11-21 07:27 | travel? | Trackback | Comments(2)

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マルタは国といえども海に囲まれているから、どこもかしこも港につながる道と続いている。
今回の旅で、何回も繰り返された戦争や、侵略などを学んだけども、
ここまで歴史がかぶさってきていると、マルタ人のルーツはどこだっとわからなくなったりする。

ただどこの港でもぼんやりと釣りをしている地元のおっちゃんが一人はいたり、
地元の人が持っているであろう小船があちこちで見受けられたり
嵐の後の海をほぞぼぞとかたずけてる人がいたり
密接に海が結びついていて、興味深い。


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でも古くて廃墟になってる建物もたくさんあって、中を覗くのが怖いくらい窓の中はくらい。
きっと先祖代々その家に住み続けて、でもいつかそこから引っ越したり息絶えたりしてしまっているのだろうな。



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最後の写真はThreecitiesの見張り塔。
敵からの侵略をいち早くキャッチする。







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by inei-reisan | 2016-11-05 06:02 | travel? | Trackback | Comments(0)

マルタの旅の中頃になぜか今回は嵐が直撃した。
なぜか不運か重なったのか、到着の前の日には空港で飛行機爆発で5人が亡くなり、
しかも空港近くでまたなにか不明の爆発もあった。


そんな不運の中でも私たちは無事旅をし続けたのは、運がよかったのかもしれない。
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そいで次の街は古い古い街のイムディーナ。
嵐の前の日は天気が良くて白い壁がさらに白く反射し不思議な世界。
メインの街バレッタよりバスで1時間くらいにある、そこはあまりにも人がいなさすぎて、ふと砂漠の中に現れた蜃気楼の街みたい。

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なんでも紀元前より存在している建物は、どこもかしこも分厚い石の壁。なのに所々まだ人が住んでいるからなんだk不思議。

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イムディーナへの入り口。この入り口を逃すとまた要塞の中をぐるぐる回って出口がわからなくなる。
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ここに住むと届くハガキは要塞内の何番目の壁の扉に入れてくださいってことになるんだろうか。。
ふとここでの生活を夢見てみる。
現代とはかけ離れた世界。でも、ちゃんと人はそこでの生活をすでに何千年も続けているのだ。
スーツケースいっぱいの本を持ち込んでも、私にはきっとここで生活なんか出来やしない。
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あまりにも雰囲気がありすぎたので、夢気分から冷めない私。
だからもう、私も踊る〜。



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by inei-reisan | 2016-11-04 01:58 | travel? | Trackback | Comments(0)


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冬がはじまる前に最後の温かい空気を吸いに、
マルタ島へ旅をしている。

マルタ島はイタリアの最南端に位置する小さい島国で、
車だとたぶん1時間半くらいで反対側の海岸にでてしまうくらい。
まだたくさんの観光客が、やっぱり温かい気候を求めて
旅をしにやってきている。
歩いても前も後ろも観光客。でもその道端にはのんびり座っている
現地人がやはり最後の夏を楽しんでいるのだ。

以前シチリアを訪れたときにこの国のことを非常に興味を持っていたけども、
やはりこの国の歴史が大変興味ふかいと今回の訪問で再確認。
歴史が古く、遺跡も教会も入り混ざっており、
話す言葉はマルタ語という、イタリア語とアラブ語を混ぜたような言葉。
目の前でよーく耳をすましていてもちっとも理解できる言葉がでてこない言葉。
音的には、イタリアアクセントで話をしている
大阪のおばちゃんのような?かんじです。


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まずは街をてくてく。スリーマの街を抜けてバレッタ旧市街へ。


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バレッタ旧市街ー延々と坂がつながって登ったり降りたりの繰り返し。

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あいにく天気は曇りそらで嵐も近づいているが、
まだまだ空気は夏の気温だ。

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海から覗く反対側のスリーシティーズ、
手前の大砲がまさにそのまま敵方を威嚇していたのだと
まさに感じてしまう風景。

次回は旧市街のイムディーナへ。















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by inei-reisan | 2016-10-30 15:57 | travel? | Trackback | Comments(0)

自分が住む国を選ぶ権利はあるが、国が私たちを選ぶ権利はない
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