ナポリとカッフェ



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今年のバカンスは約10年ぶりにイタリアへ向かうことに決めた。

しかも南の南ナポリとシチリアを周る旅で友だちと盛り上がり、
計画は瞬く間に組まれたのであった。
ドイツにおいてきたうんざりするような問題を思いっきり頬リ投げて
私達は飛行機に飛び乗った。
待ちに待ったバカンスのはじまりだし、曇り空をミュンヘンに置いてきて
真っ青に雲ひとつないイタリアの空気を吸いにいくのだと
テンションはあがる一方だった。

10年前にびくびくしながら訪れたナポリはまだ街も整備されてなくて、
怖がりすぎて日帰りで帰ってしまったので
正直いうとたいして思えてないのだった。
しかも道に迷って市場に紛れ込んでしまい、ますますわれらの恐怖心をあおったのを覚えている。

今回のわれらは違う。
言葉も多少わかるし、なんせヨーロッパ滞在も長いし
なんせ10年前と違って街は大幅に整備され、警察もテロのときのアメリカなみに
うろうろしていた。
さすがに夜道は女二人では歩くのは怖かったがそれでも
私達は町中を足で歩き、暑さでへとへとになり
おなかがすくとレストランでイタリアンを食い尽くした。

そして

私達はついにこの旅でイタリアンカッフェのおいしさを学ぶこととなった。
喉が渇いてもなぜかカッフェを飲みたくなる。
道行く人はプラスチックの小さなカップでカッフェを持ち帰りしている。
疲れると、カッフェ。人と話すとカッフェ。
南にいくほど、
暑くなるほどその回数は増えていくのである。

イタリア人が旅行先にエスプレッソ機をもっていくと
聞いたのもうなずける。

フランスのカフェとイタリアのカッフェは同じ豆なのに
どうしてこんなにも飲まれ方が違うのだろう。

あっついなかで飲むカッフェがこんなにもおいしいものだとは、

知らなかった。
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by inei-reisan | 2012-08-31 02:58 | travel? | Trackback | Comments(2)


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人生で初めて湖で泳いだ。
水はもう実は冷たくて、足元はごろごろと石が転がってたけど、
それよりも印象的だったのは、
水が海水よりも軽い感じでなんだか
がっつりと泳ぐ覚悟をもって入ったのに
拍子抜けしたことだった。

足首からじりじりと深いところまで
進んでいって、ひざ小僧まで入るのに
余裕で10分ほどかかるほど
じっくりと湖の水に体を浸してみると、
今までに感じたことない経験だった。
海水とは違って体は浮かない。

なんだか大きなバスタブに
体をうずめているような感覚だった。

ここの人はこうやって湖で泳ぐのがすきなんだなと
考えると変な感じがした。

小さい頃から夏に泳ぐといえば
熱い浜辺で塩っ辛い海の中を泳いで
べたついた体で帰るという
イメージで育ったからなのかもしれない。

初体験のそれは

正直言ってまだ慣れるには時間がかかりそうだ。
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by inei-reisan | 2012-08-14 05:02 | ミュンヘン日常 | Trackback | Comments(0)

恐怖のマラソン大会

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どうしようもなく頑固で、自分でもそれに困ってしまっているのだけど、
最近はそれでも変わろう変わろうと意識しているせいか
それが表に表れてきているよう。
ただ人にはぺースってもんがあって、それなりのスピードで進んでるので、
せかされても、私はちっともその求められるスピードにはならない。

ちいさいころマラソン大会が大嫌いだった。
運動音痴だった私は、年一回のマラソン大会がどうして存在するのか
わからずその待つ一年を憂鬱にすごすのだった。
あのなんともビリになっても皆についていかなければ
ならない状況が、皆の前を必死で最後まで走らされる感じが。
あまりの私の遅さに先生が途中で、もういいよと
いってくれないか、そんな想像を描きながら、
たらたらと皆の前を走るのだった。
最後のからっぽの校庭は私以外走ってる人もいなくて、皆が私のうさんくさい走りを
ぼおっと眺めて最後まで待っていた。
せめてビリにはならないようにと、後ろからせめて2番目になろうと
努力をしたりもした。
最後の校庭の一蹴だけなるべく皆に見られないように力を思い切ってだしてみるのだが、
どうしてもスピードは出ず、最後までたらたらになってしまった。

そのうちその恐怖は夢にも出てきて、月に2回ほどは
マラソンでビリにおいていかれる、ぐんぐん他の人に抜かれて、
どんどん皆の背中を追いかける羽目になる
そんな夢をみて、うなされて泣いて目が覚めるのだった。

いつからかマラソンが大会でなくなり、運動をするチャンスも減ってきて、
人生自体がそのものがレースになった。
運動音痴だった私は、人生音痴なのでもあった。笑

そしたら、そのレース自体がそのものの意味がわからなくなってきてしまった。
もう誰の背中も見えないくらい突き放されてしまって、抜かれることもなくなってしまった。

でもいつしかそれに意味を感じない自分に気がつく。
誰かをみてあせることもなく、マイペースでただ歩く。






写真は昨日いったビアガーデンの帰り道。
今日からなんと待ちに待った夏休み。
今年はシチリアに行ってみます。焼けて帰ってきます。
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by inei-reisan | 2012-08-12 18:04 | ミュンヘン日常 | Trackback | Comments(0)

天使がお出迎え



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街を歩いていたら、気がついたらここまで歩いてきてた。
イザール川の橋のふもとでミュンヘン人を見下ろしている
金色の天使。


その後ろ姿は空に向かって歌っているかのよう。
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by inei-reisan | 2012-08-06 14:34 | ミュンヘン日常 | Trackback | Comments(0)

友だちになる約束


いつかはその人と友だちになってみたいと
思う。
でも私が相手もまだまだ成長してなくて
やっぱり今は友だちにはなれないと
思う。

でもなんだかいい具合に私たちは
前に進んでいるようで
そのままに放っておいて
物事はうまくいく気もする。

昨日はそれにしてもよく感情を動かした日だった。
よく泣いたし、笑ったし、語った。
それを聞いてくれる人達もそばに居てくれたし、
結構ラッキーな日だった。
泣いた時にはいつもそばに居てくれる彼女が抱きしめてくれて、
語ったときには散々喧嘩もしまくったマイスターが横に座ってくれた。
笑うときは飲み会で集った大勢が私の笑い声を聞いてくれる。

そして今朝起きたら突き抜けるような
快晴で。

そしたらいつか彼も友だちになってもいいなあと、その人を考えた。

私は一人だとずっと怖がってるけど、
でも最近は怖がることを自分でやめた。
一人でいるのは当たり前だし、
後ろを見てもなにも後ろのものは変化しないし、
もっと前に進んでやろうと思う。



この真っ青な雲ひとつない空を上へ上へ

登っていけばもっと



私はもっと強くなる。
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by inei-reisan | 2012-08-05 16:34 | つながり | Trackback | Comments(0)

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迷うのは自分がいざ主人公になってしまったとき

進む道をあえて定めていかなければ

ならなくてわからなくなる。




どうすればいいかわからない

走り。

すると心と一緒に正直にレンズの中の写真も
迷ってくる。
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by inei-reisan | 2012-08-01 04:18 | ミュンヘン日常 | Trackback | Comments(0)

自分が住む国を選ぶ権利はあるが、国が私たちを選ぶ権利はない
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