<   2012年 10月 ( 10 )   > この月の画像一覧

絵を書く人


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身近に絵を描く人がいるのだけど、
どうやって絵を書こうと、作品をつくりだそうとしているのか、
不思議で感心してしまう。
自分の作品を図れる基準は
自分しかないわけで、どれがいいとか、
すばらしいとかいえることも
自分ではなかなかないと思うし、

私がこうやって文章をかいているのとは
まったく違う次元で、絵をかくんだろうなあっと
思う。

昔の有名な絵描きさんも、
今の絵描きさんも
やっている手法は変わっても、
己と戦う姿勢は同じなわけで、
やはりそういう困難な闘いには、
永続しておきているのだな。




私の言葉でいえば、絵を書いている人は
書くたびに脳みそを頭から取り出して、
ごしごし洗っているイメージ。


たくさんの絵を見るたびに

それを想像してしまう、私・・・・



さてドイツは11月1日が祝日。
明日働いたら、お休みってわけだ。

なんだか嬉しい限り。私の頭の中も
ばったばったしてはいるだけども。



よい日々を。
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by inei-reisan | 2012-10-31 06:31 | ミュンヘン日常 | Trackback | Comments(0)

もう、雪。


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じつは数日前から会う人の間で
噂が飛び交っていた。

週末はどうやら雪が降るらしいぞっと。

まさか、10月に雪ねぇっとも考えたけど、
天気予報は大当たりらしく、今朝窓をあけたら
きっちり雪が積もってた。しかも10cm以上は積もっていただろうか。
雪景色もミュンヘンでは、なんだか懐かしい感じで
街を歩く人の足取りもなんとなく軽い。

とはいっても10月なので、積もったのは夜中だけ、今日の夕方には
雪も降っても溶けるばかり。
これから積もることはもうないかもしれない。

降っても降っても溶けて行く雪をみると
なんだかとっても切ないのは私だけだろうか。

天空で雪の塊となるには、ものすごいエネルギーが
動かされているはずで、何千メートルと降りてきた雪たちが
一瞬に解けてしまうことを考えるだけで、

ほんとうに世界って恐ろしい。

いや、そんなことは

わかってはいるはずなのだけども。
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by inei-reisan | 2012-10-29 03:27 | ミュンヘン日常 | Trackback | Comments(0)

所詮

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ここに住むと所詮自分のことと家族のことくらいが
中心に回っていて、友達が次にきているくらいなのだと
考える。

お隣の誰さんとか、仕事場の誰さんとかの
つながりの線は実は切れそうに細くなっていて、
そんなところも大事にしている日本に戻りたくなる時もある。

正直なのはいいことだと認識していたのだけど、
歳のせいかそれも時々疲れるように感じるのは
気のせいではないはずだ。









2005-11-04 23:39:34
J'espere

先日友達に移住宣言をした。
友達は多いに祝福してくれたのだけど,いかんせん素直に喜べなかった。
理由はわかっている、まだ、もやもやしているのだ。

移住
その言葉にはいろいろな意味合いが含まれている。
その国でしたい事がある。
その国でしかできないことがある。
そして母国が好きになれない。
もろもろ

1年前フランスへ旅立つとき、人生をスーツケース2箱につめたせいだろうか?
(本気ですべてをつめた)
それとも全く言葉のわからない国へ乗り込んでいくせいだろうか?
仕事が全く決まっていないせいもあっただろう。
なんとなく日本を捨てる感あった。

出発直前になり,どうしても孤独を感じ、飛行機に乗るまで、いいようのない不安と戦った。
人によるだろうが、そのころ可能性があるなら移住も考えていた私には、その瞬間がものすごく一瞬で儚い分岐点に思えたのであった。

日本を離れている人々はそんな遠い日本に思いを馳せている頃だろうが、
今,渦中の私には日本の東京のこの場所の電車に乗っていて、それでも自分の居場所がない気がして、うろうろしてる。日本を出れば本当に居場所がないのは百も承知なのに。。

どこにも属さない私が、今ここに存在している。
友は言う。それは間違っているのだと。
ではこの私のもやもやはどこを駈けぬけるのであろう。
新たな大地を探しさまよう。

結局は自分選んだ土地へ根が生え始めるのであろう。
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by inei-reisan | 2012-10-25 00:20 | ミュンヘン日常 | Trackback | Comments(0)

最後の秋晴

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おそらくこれから寒い冬へ突入するであろうミュンヘン、
最後の秋晴れの週末。
公園、山はこの太陽を味わおうとする人で
あふれていた。

我のかばんにも読みかけの本あり。
仕事帰りにカッフェだけ持ち帰って公園で日光浴。

あぁなんていい決断したんだろう、と

自画自賛。


Er weiß nicht, ob er sie liebt `Mann lese, wenn man an Gefühlsanämie leidet`


Soll man sein Herz bestürmen: >Herz, spricht lauter!
da es auf einmal leise mit uns spricht?
Einst sprach es laut zu uns.Das klang vertrauter.
Nun flüstert´s nur. Und man versteht es nicht.



Was will das Herz? Man denkt: wenn es das wüßte,
dann wär es laut, damit man es versteht.
Dann riefe es, bis man ihm folgen müßte!
Was will das Herz, daß es so leise geht?

Das Allershönste, was sich Kinder wünschen,
das wegt sich kaum aus ihrem Mund hervor.
Das Allerschönste, was sich Kinder wünschen,
das flüstern sie der Mutter bloß ins Ohr.

Ist so das Herz, daß es sich schämt zu rufen?
Will es das Schönste heben?
Ruft es Nein?
Man soll den Mächten, die das Herz erschufen,
nicht dankbar sein.

:Doktor Erich Kästners,

Doktor Erich Kaestners Lyrische Hausapotheke

Erich Kaestner / Dva Dt.Verlags-Anstalt

Lyrische Hausapotheke


この本面白い。友だちが貸してくれたんだけども。
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by inei-reisan | 2012-10-22 16:09 | ミュンヘン日常 | Trackback | Comments(0)

アジア人の顔。

今日一日どうしてもドイツ人顔が気になってしかたなかった。
まっすぐに伸びた高い鼻や、くっきりとしたまつげ、
ビー玉みたいな瞳や、金髪の長い髪。
いろいろな外国人の要素に惹かれて街を歩く。
あーこんな顔もありえるんだな、こんな髪もありえるんだな、
といまさらながら眺めて感心したりするのである。
とくに個人的に私がうらやましいのは、天然の波打ってる
髪の毛。
これだけは、日本ではよっぽどの天然パーマでないかぎり
お目にかからないものだと思う。
それらを彼らはうまくその要素にあわせて
付き合っている。
でもどこまでも長いくるくるとした髪を見かけるたびに、
いいなああとため息ものである。

逆に日本人の外見で誇るべきなのでは
しっかりとした黒髪の美しさであろう。
まっすぐな黒い髪は、やはりアジア人が一番似合うと
個人的に思う。


とはいえ人間もってないものに惹かれるのは事実であり
金髪にしたアジア人の顔や、黒髪のぱっつんとそろえた
西洋人の顔を道端でみかけることになる。

先日うちのマイスターにまじまじと私の顔を見つめられる。
それで

何?

と聞き返したら、

いやあ、、やっぱりineireisanの顔は(アジア人)
不思議だなあっと思って


だと。
やっぱり向こうもおんなじこと考えてるんじゃないか。

苦笑。


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by inei-reisan | 2012-10-19 05:02 | ミュンヘン日常 | Trackback | Comments(0)

人生の選択

昨日たまたま寝付けない時間があって、
そんなときに考えなおしていたのは、
あの時あの場所に行かなかったら、あれをしなかったら
というようなこと。

そもそも海外にこんなにも密接になったのはいつごろだろうかと
思い返してみると、
建築を始めて、2年目のときに、
私の中で大きく人生を変えるできごとがあって、
適当にバスケのマネージャをしてたのも
やめて、それから建築だけを信じていこうと
考えたときだったかもしれない。
それまでは大学なんてちゃらんぽらんにいってるだけで、
仕事の意味やら、人生の意味やら考えずに
遊びまくっていたから、神様がきっとその出来事を私に振り下ろして、
がつんと頭を勝ち割ってくれたのだろう。

もしあのまま適当に成績よく学生を終えて、そのへんの会社に就職し、
設計事務所で働いてたら、
もしかしたら私はこんなに深く人生歩かずに住んでいるかもしれないと
今でも考える。

もしあのころ適当に付き合ってた彼と学生結婚なんかしてたら(それはうちの親がゆるさなそうだけども)
我らの子供はもう12歳にもなってたりするのだろう。


それから2度目に起きた私の人生の選択は、さんざん受けまくったアメリカの大学院を
辞退したときだった。
日本の大学院も蹴って、アメリカとオランダの建築学校に
的を絞っていた私はありとあらゆる手段を使って
やっとアメリカの大学で入学までこぎつけたのだけど、
そのとたんに母親が原因不明の病気で生死をさまよい始める。
なんていうタイミング。
学校から送られてきた入学許可書に
私は泣く泣く深夜一人で英語で入学断りの手紙を書いた。
あのとき、なにもかも放っていってアメリカに行ってしまえば
いくらか私の建築人生は救われたのろうか?
今でも、私にはわからない。

あ、明日はそういえば母の誕生日。あれから病気は持病になってしまったが、
それでも誕生日をまた今年も迎えられたことに。お誕生日あめでとう。

そして3度目の正直。
フランスからドイツへの国変え。
これは今でも進んでいる人生の一部。

この結果が見えてくるのは、まだまだ先になりそうだけど、
いまのところ後悔の念は自分には浮かんでこない。

いやいままでの選択すべてに後悔は決してないのだけど、
すべてにおいて私の人生はどこまでも変わっていったのだなっと
思うと、大事なのはどんな人生を歩もうとも、
私の人間性がどこまでそれによって成長したかということなのだ。



やらなくていつまでも後悔するよりも、
やってから後悔したほうがいい。

まさに私に当てはまる言葉かも。

と。
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by inei-reisan | 2012-10-17 03:47 | ミュンヘン日常 | Trackback | Comments(0)

ミュンヘンも寒いです。

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朝起きると肌寒いなあという朝が増えてきました。
厚着もして暖房も入り始めているのに、
やっぱり外の気温が落ちてきた証拠なのでしょうか?
我が家の猫たちも暖かいところを探しては、ごろごろ。
今日は私が休みで飼い主のルームメイトがいないので、
私のベットの上でごろごろ。
いいご身分です。

それにあわせて外の木々もいい気に色を変えて散っていってます。
もう冬がものすごい勢いで迫ってきているかのよう。

最近の楽しみは周りのドイツ人たちとゆっくり
ドイツ語を話すのを楽しむこと。
週に一回は誰か友だちと会うので、
そのときはなるべくドイツ語を話すようにしてます。
職場や家では、なんかわけわからんドイツ語でしか話してないので。
数年前には想像できないくらいの上達ぶり。笑

地震の時に自分がうまくドイツ語で自分の感情を
伝えられなかったことを今でも思い出します。
言葉が伝わらないのが、あのときほど切ないことはなかった。
だからあのときの思いをいつまでも忘れずに
言葉には気をつけるようにしています。

それにひきかえ・・・私のフランス語能力が
このところがくんと落ちました。つくづく私の脳みそは
ひとつしかないんだなぁっと実感。
話せてもまったく書けなくなってきてしまった!そんな馬鹿な・・

ということで、すこしずつフランス語も復活予定。
私の好きなフランス語訳もまたはじめてみようかな・・・
言葉はいつまでも楽しんでいきたいものです。
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by inei-reisan | 2012-10-15 16:24 | ミュンヘン日常 | Trackback | Comments(0)

指摘



最近無理しすぎてない?と友だちに指摘される。
無理といえば、私の人生無理ばかりで、今に限ったことではないのだけど、
でも体的にしんどいのはどうかなっと自分でも感じてたところだったから
否定はできなかった。
体が疲れている原因は実は頭が疲れているということでもあって、
よく思い返してみると・・・

あ、1ヶ月もバレエを休んでる。。。

夏休みにちょうどレッスンがなかったので、体が実はあの踊りを必要としていた
気がする。
踊ると、私の頭も整理されて、カオス的な混乱が頭から取り払われていくようだ。
かといっても、バレエなしの生活も十分ありえることで、
できるだけ続けてはいきたいけども、
まだまだ先がわからない。


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とりあえず、先週からまたクラスに復帰してみたら、
するすると頭の中の混乱がほどけていった。

そして久しぶりに行くとなんだか新しい人が、わらわらと増えていた。
どうやら秋になって、新しく踊りを初めてみようというひとが
いるらしく、なんとも場所取りが難しい感じに。
それで古株の私もなんとんく鏡の前に出されちゃったり。

これを期にもう一個上のクラスにいっちゃおうかな。。。
でも上のクラスはなんと5人しかいなかったから、何をするにも
見られることが多いから、緊張して自由に踊れないかも
しれないなぁ。。


それにしても冬にバレエ。いい感じです。
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by inei-reisan | 2012-10-08 17:52 | バレエ | Trackback | Comments(0)

シラクーザへ

パレルモからバスにのってシラクーザへ。
シチリアは長距離バスがバンバン走ってるので、
ちょっと地図上で遠いなと思っても意外とあっさりクリアできたりする。
遠出をがんばって電車で行くドイツとは大違い。

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シラクーザの街は到着して一発で、なんだかしっくり私の視界
に入りこんできた美しい街だった。
街自体が旧市街と新市街に分かれているが、
旧市街がしっかり島として孤立しているので、
観光客もしっかり現代の街から隔離されて
楽しむことができる。

しかも旧市街自体がどうやらたくさんのアーティストが住んでるようで、
あちこちに小さな手作りのお店がいっぱいだった。
しかもどのお店もセンスがいい。ついついいろんな店の入り口で立ち止まってしまう私達。
夜のシラクーザは、あちこち夜遅くまで出歩く人がいっぱいで、お店もにぎやか。
でも島自体は小さいので、一気にすべてを見て周れてしまう。
黄色い街灯と、海の波音と、パピルスの木の揺れる陰と
いい感じにミックスされている。

中心の広場にはこれまた美しい教会が。

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さて天気がいいので、次の日の朝は散歩に繰りだした。
朝早くからシチリア人は元気いっぱいで、
魚を釣ったり、海に入ったり、朝の時間を楽しんでいる。
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夜にライトアップされていた教会の中へ入ってみる。
内装は外の美しい白い装飾と違ってシンプルなゴシック風。

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このうち内壁がしっかりあるのが、私的には気になるところ。
かっこいい、、このセンス私かなりお気に入り。

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美しい海に囲まれて、白い旧市街の夕日。

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今回は1泊しかしなかったのだけど、次回はここはもう少し、
それこそ2,3日ゆっくりしてもいいなっと。
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by inei-reisan | 2012-10-03 16:55 | travel? | Trackback | Comments(0)

パレルモの旅

ナポリからばたばたしてやっと乗ったフェリーが
パレルモの港へ到着した。

朝日に照らされた街はなんだかナポリと大違いで
かなり整理整頓
舗装された大きな道路。
がっつりとブティック街もあればふるーい市場通りも
あった。
特に市場は港町だけあって、魚くさい匂いがする。

市場に行ったときになんだか男ばかりががっついて
食ってる屋店があって、なんだろうと覗いてみたら、
なんと内臓を炒めたものをパンにはさんで売っている
露天だった。
見た目はグロテスクだが、内臓に抵抗がない私は
試しにひとつ注文。なんだかごそごそと缶の中から
炒めたらしき内臓が手づかみで取り出され、小さめのパンにはさまれて、
レモンの切れ端と一緒に渡される。

食べてみると。。。あぁ
これは抵抗あるな、なんだか臭いのが駄目な人には
無理なものだな。って感じだった。

それにしてもなんで男ばっかり、
これを食うんだろう?

女で購入したのは私一人。なんだか注目された感じ。

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パレルモでは実はもうひとつ、イメージがあって。
散々読んでた村上さんの旅行記にこのパレルモの
滞在が記載されているから、なんとなく村上さんのお話の
イメージがついていた。
そしてその旅行記に記されていたお勧めのレストランで、
今度はクロ墨パスタを挑戦してみる。


うーん。。。これもあんまり私の口にあわなかったかな。
むしろ前菜に出てきたナスのマリネのおいしさに感動する。
イタリアの前菜、このおいしさにパレルモで目覚めることとなり、
それからのシチリアでは前菜をいろいろ試して食べて食べて食いまくる。

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追伸。
パレルモはガイドブックによると食の街と称されており、
レストランのメニューの種類はピカ一なのだとか。
確かにメインも、デザートもしっかり洗練されてて
おいしかったなぁ。
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by inei-reisan | 2012-10-01 02:12 | travel? | Trackback | Comments(0)

自分が住む国を選ぶ権利はあるが、国が私たちを選ぶ権利はない