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1対1



後1日で誕生日というところで彼女の歌を聞いてしまって。



私を生む前の日のあの彼女の気持ちはどうだったんだろうと
ふと考えてしまう。
彼女のお腹の中でくるくると回っている私は、
彼女の言葉だけをきっと無意識の中で聞いて眠っていて、
いつお腹の中から出て行こうかっと気まぐれに考えていて。
そんなとき彼女は大きなお腹をさする。
大きな丸いお腹に話しかけて、そろそろでてこーいと小声でささやかれて。

私と彼女はいつだって一対一でいて。
やっとお腹から出てきて初めて見た彼女の顔も、
小さくて覚えてないたくさんの出来事もきっと
一対一でずっといた。
今ではもう会えない人になってしまっても。
でもこれからもきっと一対一で心の中で彼女に話しかけてしまうんだろう。


このタイミングでこんな事を思ってしまったのは、
仲の良い友達に子供が無事産まれたから。
彼女とたくさん話して時間を過ごしてきて、
子供を産む側の気持ちが少し分かってきて。

また彼女の事を私は想う。

お母さん、私を産んでくれて、

ほんとありがとう。










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by inei-reisan | 2017-02-20 04:54 | つながり | Trackback | Comments(0)

florence vol.1

旅好きな私はまたどこかへ。



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15年も前に訪れたflorenceは全然私の記憶に残っていない。
何をみたんだかすっかり忘れてしまっていた。
今回は1週間の滞在でしっかりみたものを記憶しておきましょう。
これがいつかまた役立つときがくるのだから。

旅前に調べていたら、この町の美術館と教会の多さに心底たまげた。
なにをどう見ても、退屈する場所なし、見どころのある町である。
町の歴史をついでに調べてみるとさらに面白い。
最近いただいた世界史の本が今になって役立って嬉しい限り。

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メディチ家の町への影響は大きく、どこもかしこも美術品でいっぱいである。
観光シーズンから外れていたこともあり、ゆっくり中をみて回る事ができる。

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ミケランジェロも、ダビンチも、天国も地獄も、数百年たってもこの町の中には
犇めきあって生きている。
新しくて美しいものも素晴らしいが、古くて美しいものは
さらに魅力的だ。
そこに重ねられた時間が美しさに意味を持たせるから。
そして私たちはその時間の中に存在できるなんて、なんて幸運なんだろう。








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by inei-reisan | 2017-02-19 00:50 | travel? | Trackback | Comments(0)

施し  PISA



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最近ばたばたとヨーロッパを旅しているのだが、この間訪れたイタリアのPISAにあったこの古い墓場にあった壁絵は圧巻された。
上から順にキリストの教えをとくとくと説いているのだが、
どの悪魔も信者の顔もすごく怖い。
古い壁画なので写真では見えにくいかもしれないが、右側には地獄で待ち受ける悪魔、
左にはキリストの施しを受けている人たちが描かれている。

先日どっかの記事で現代人は自分のことばかり考えていることが取り上げられていた。
自分の得に焦点を当てて、行動し言動し結果を勝ち取る。
勝ち取った人は実は様々な人の事情を都合のいいように
考えとって、都合のように出来事を頭の中でパッチワークする。
切り捨てた部分は存在しなかったことにしてしまう。
自分自身でそのことを気がつかない限り、その人の中での価値観や善悪が
次々と重なりあっていく。

実はこの上の壁画を見たとき、私はぞっとした。

宗教的観念で話をしているわけではないが。

私が都合よく切り捨てた事実は、実はすぐそばでこのような地獄風に処理されていってしまっているんじゃないか。
私の無意識の中でビジュアルでこのように表現されてしまっているんじゃないか。
でもそれをどうすることができなく、ただ自分の作り上げている積み重ねを
信じて人間は所詮生きてゆくしかない。

現代は究極の戦場だ。

もしこの地獄・極楽絵に気がついてしまっている繊細な人がいたならば、
それでその事でひどく傷ついているのならば、

実はすべての人がこの絵の中にポジションを得ていると
ただすべての人がその事に気がつかない鈍感さという防御を
持っているだけなのだと。














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by inei-reisan | 2017-02-17 01:36 | travel? | Trackback | Comments(0)

自分が住む国を選ぶ権利はあるが、国が私たちを選ぶ権利はない
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