田舎の夏休み

気がついたら窓の外の葉っぱが茶色くなり始めてる。
もう秋だね。そんな会話があちらこちらから聞こえてくるこのごろ。




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夏唯一のバカンスは、以前にも書いたフランスに住んでるおともだちのお家に一週間滞在。
フランスの田舎が好きで、パリから移住してきた彼らの家だから、家の周りにはカフェも、スーパーもなーんにもない。w
毎日外の虫と鳥の音を聞きながら夜を過ごす。

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一週間しっかりフランス語尽くしだった私も、帰る頃にはしっかり思い出して話せてた。(よかった、よかった)
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夏のフランスの田舎をしっかり堪能。
毎日照り返す太陽を浴びて、ぼさぼさの荒れた木の中を歩き回って、歩くたびに出会う生き物に怯えて、
車に乗れば標識に動物に注意の立て札。
ただでさえ出会う人が少ないから、畑の道で知り合った(出会った)人たちは、いつもより余計にお喋りする。
このエリアはパリの南に位置してたくさんのお城が密集している場所。
城の周りに行けば、たくさんの観光客がいるのだが、その周りに住んでいるフランス人たちの生活なんて
なんて質素なものなんだ。



ということでアクティブな私は少し周辺の城観光。
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アンボワーズ城は小さなお城だけどたくさんの歴史が詰まったお城。中はあっという間に見れてしまうのだけど、
このダビンチのお墓にみんながわらわら集まってる。
街自体も小さくて川沿いにしかも大きな丘との間に作られている場所だから車で来ないときっと無理。
どうりでたくさんの観光バスが停まっていたんだ。
そういえばここで初外食デビューを果たした友達の子供の2歳児はかなりご機嫌だった。(いや泣いてもいたか。。)
フランス人は子供をけっしてレストランに連れて行かず、ベビーシッターをつけるんだと
思い込んでいたが、最近の子供の増加で受け入れるお店も増えてきているんだそう。
テラスや、レストラン内でも隅っこに座って、泣いてなければいいそうな。
時代ですな。いや、でももちろん4星以上の場所はだめですよ。



がんばれママ、パパたち!

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by inei-reisan | 2017-08-26 16:06 | フランス人達 | Trackback | Comments(0)

パリ通過

さあ、世間は夏休みである。
日本はお盆休みである。
ここオランダも学校は長期休暇、あちこちバカンスに出かけてしまって、街はすっからかーん。
店もしまっていたり、空いてても早く閉めてしまったり。

学校もバレエも休みになってしまった私も、どこか出かけたくてうずうず病。
またまたフランスの友達の所に遊びに行く。

今回はパリまでなんと深夜バスを初めて挑戦してみた。
深夜発のそのバスは、着いてみるとすでに乗っている乗客が、ぐうぐう席を占領していて
場所が無い状態。
やっと点々と空いている席を見つけて、出発。
深夜バスに乗るなんて、何年ぶりかだったけど、やはり寝れないものなのだね。
うたた寝を何回か繰り返し、すっかり肩と首が痛くなってしまって、早朝のパリに到着する。
いくら安いとはいえ、時間もかかるし、やはり個人的には電車がいいな、やはり。

早朝のパリは、カフェぐらいしか空いていなくて、そこで2時間ほどネットをしたり本を読みながら、
朝の時間を潰す。
目指すは、大学前の本屋さん。しかしながらまだ空いていない。
夕方には南に向かうTGVに乗り込まなければならないので、パリ滞在はほんの数時間だ。

さてやっと開いた本屋にしっかり引きこもる旦那。
私は、余った時間でその辺をお散歩。
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懐かしいなーソルボンヌ。
フランス語の授業を受けていたとき、よく休み時間にルクソールの公園にお世話になっていた。
とはいっても、すましたカフェしかその当時はなく、長時間のカフェ滞在が難しかったので、
結局は公園の中の哲学の水辺の石のベンチに座って、フランス語を勉強していたっけ。
言葉がわからないから大学構内にも行けず、街中をうろうろしていた女の子。
でもしっかりフランス文学を教えてもらったから、教科書にでてくる作家や詩人が書いたパリの街中を
頭の中で反芻しながら過ごしていた。

私が好きだった文章たち。

Il a mis le café
Dans la tasse
Il a mis le lait
Dans la tasse de café
Il a mis le sucre
Dans le café au lait
Avec la petite cuiller
Il a tourné
Il a bu le café au lait
Et il a reposé la tasse
Sans me parlerIl a allumé
Une cigarette
Il a fait des ronds
Avec la fumée
Il a mis les cendres
Dans le cendrier
Sans me parler
Sans me regarder

Il s’est levé
Il a mis
Son chapeau sur sa tête
Il a mis
son manteau de pluie
Parce qu’il pleuvait
Et il est parti
Sous la pluie
Sans une parole
Sans me regarder

Et moi j’ai pris
Ma tête dans ma main
Et j’ai pleuré.



Jacques Prévert- 'Déjeuner du matin'


昔撮った写真を見つけたから数枚UP。また白黒で撮りたいな。

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今年ももちろんParis-Plagesは開催されてたよ。





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by inei-reisan | 2017-08-17 06:01 | フランス人達 | Trackback | Comments(0)

ローマ・ナポリ vol4

もうそろそろこの旅を締めないと、やばい。
夏の出来事がつぎつぎと溜まってきている。笑

さてナポリからローカルな電車に乗って1時間くらいで到着したのは、ポンペイ。

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ここは以前の旅でアマルフィと天秤にかけられて、行くことができなかった古代都市。
同居人の建築おばあちゃんの強力なプッシュがあり、今回の旅をプランにねじ込んだ。
平らな草原からもくもくと山の間を渡って行って、到着したポンペイの遺跡は思ったより大規模。
途中で雨も降り出して、火山でも噴火しそうな勢い。
傘をさしながら、遺跡をお散歩。

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石の地面はつるつる滑って転びそう、
しかも傾斜がかなりついている。あちこちに昔車輪を引いた後らしきくぼみが削られている。
ここは火山灰により2000年近く前の街がすっぽり埋まってしまった場所。
灰が取り除かれ遺跡はどれも保存状態がよく、建物内の壁にかかれた色までも鮮明に残っている。


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灰に一気に埋もれてしまった人たちは息する間もなく地中の奥底へ。
そのまま保存され、空洞化した人形を石膏で型取って、こうやって保存してある。
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動かない、話さない、この人々こそがこの街の全てを静かに語っている。

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私たちなんて彼らの沈黙のたった何十分の一の人生。
たったそれだけなのだと思うとすこしずつ重なっていた重荷になっていることがすこし軽く感じられる。
私たちは、そう考えると歴史的には、

究極に身軽。









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by inei-reisan | 2017-08-10 17:22 | travel? | Trackback | Comments(0)

ローマ・ナポリ vol.3


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あっついローマを抜け出して、ナポリに行ってしまおうと友達と二人で思い始めた。
ここにいても、観光客ばっかだし、遺跡の石の照り返しはひどいし、
だったらもっとあっつい田舎に行けば、諦めもつくだろうかと。
そうおもって遠距離バスに乗る。
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バスで3時間ほど南に下りたナポリは入った瞬間に、道行く民族がなんだか違う。
終点のバス停でも、大きな荷物を抱えたおばあさんやら、大家族の移動やら、
がやがやしてて、本当に同じ国かと思うくらい今度はナポリっ子達で騒がしい。

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街に着いた頃にはもう夕方だったので、街のあちこちではオレンジ色の灯が点き始め、仕事を終えた地元の人たちが
一杯いひっかけてすでに盛り上がっていた。
その中に紛れこんだ私たちも、地元ワインやビールを頂きほろ酔い気分。
お通しでついてきたおつまみはチーズやらオリーブなどがあり、それが全てサービスだとは太っ腹だー
とまた酒を追加してしまうのだ。
(しかし、よくみたら地元人はしっかり一番安いハウスワインを飲んで酔っ払っていた)
すでにへろへろの私たち、街の中をよっぱらながら散策。

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細くうねり曲がってる街は、へろへろの私たちには難しく、すぐ迷ってしまう。
それでもなんとか宿に到着して、一安心。
旧市街のど真ん中に見つけた宿は、ナポリ女性が経営している民宿で、
入り口に入ると、中はすごく広く明るく、居心地が良かった。

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なんでも世界旅行するのが彼女の趣味らしく、あちこち旅行した写真と、なぜかルパンの絵があちこちに。(彼女が作ったらしい)
あそこのピザが美味しいわよーここのバーがいいわよーと、イタリア訛りの英語でいろいろ親身になってお世話してくれる。



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もう3回目の滞在になるナポリ。
よっぽどこの街の雰囲気が気に入ってるらしい。笑





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by inei-reisan | 2017-08-05 01:05 | travel? | Trackback | Comments(0)

ローマ・ナポリ vol.2


バチカン美術館に行って感動したのは、イタリアの美術力。
アートを集まる力、見る力、楽しむ力
全てに力を注いだ跡がよくわかる。

こうやって美しいものが、たくさん集まっている場所にびっくりさせられる。
そのものがどういう時代を巡って、ここまでたどり着いたのか。
ガラスケースの中では、そんな壮大な事情も、物語も知りやしないけど
それでもこうやって実際に見にこれるチャンスがあるのだから、目いっぱい吸収しないと。
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感心したのはエジプトの出土品の豊富さ。
カイロの国立博物館でかなり見て回ったけど、
これは。。。ローマ人よ、かなり略奪してきてないか。笑
カイロのそれよりかなり状態がよくて豊富な種類が展示してあり焦った。



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タイルでの床の絵も非常に美しい。
それぞれの神や想像の怪物や、色とりどりに描かれていて、それを踏みつけて歩いている私がいて。


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(たくさんの子供達は、あまりの広さと多さに退屈してゲーム 笑)
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あちこちにある自然光が、静かに彫刻を照らしていて、そこだけ時間が止まったよう。

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しっかり見れば一日かかるバチカン美術館も、あまりの人の多さと暑さに、
あっと言う間に見て回ってしまって、今となっては惜しかったな。
もちろんダビンチの有名なあの作品は写真撮影禁止。よって以下の写真は他の方のサイトより転用させてもらいます。
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美しい螺旋階段を降りてゆくのも、もっともっといたかったなぁ。。
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by inei-reisan | 2017-08-03 01:28 | travel? | Trackback | Comments(0)

自分が住む国を選ぶ権利はあるが、国が私たちを選ぶ権利はない
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