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ゆとり世代

海外にいても日本人はいろいろな人がいて、同じくいろいろな年代もいる。
私は30代だけど、もっと年配の方もいれば、在独20年以上というお母様もいたり、
もちろん高校卒業したばかりの18歳にも会ったりもする。
長く住めば住むほど知り合うひとも多いし、幅も広がってゆくのは当然なのだが。
一つどうしても理解できない年代がいるのだ。

いわば数年前に一時的に行われたゆとり授業というもので育った人達。
ゆとり世代ともいえるのだが、どうやら彼らは自分のことをある意味変わっていると
思っているらしい。

それで調べてみたらどうやら特徴として
1. 浅いコミュニケーション
2. いわれたことしかできない
3. 失敗を極端に恐れる

という事があげられるんだそうな。
このどれもがゆとり世代に絶対に当てはまると言うことではないとは思う。いろんな性格がいるし、ただゆとり教育を受けたからってみんなが同じ行動を起こすということではないと思う。

ただどうしてこんなことを調べたのかというと、自称ゆとり世代の人が
「もうこれ以上苦労したくないんですよ」
とコメントしたのを聞いたから。

苦労って自分で選べるものじゃないし、
しかも物事がおきてから苦労だと思い知ると思うのだが、
違うだろうか?
自ら買ってまで苦労をする様な私には到底彼らの考えは理解できないかもしれないが、
これも上の特徴失敗を恐れる事からきている発言だと思えば納得もいく。
ただ苦労を避けて進む道をみずから作ることは可能であろうが、
どうしても嘘っぽく感じてしまう。

ちなみに私の小学校中学校は、教育ママのもとで育ったせいか、
月木が公文式、火曜が英会話、金曜がバレエで土曜がピアノ、日曜はやはり学習塾で、水曜だけが学校あとお休みだった。
このシフトは妹も一緒にこなしており、今では妹がピアノ、私がバレエという感じで残ったのだった。ゆとり教育のかけらも無かったあのころ。
ゆこしは私にもゆとりがあってもよかったかもしれない。
# by inei-reisan | 2011-02-03 05:58 | ミュンヘン日常 | Comments(0)

自分が住む国を選ぶ権利はあるが、国が私たちを選ぶ権利はない

by inei-reisan
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