De taart van Tamid


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(ピントあってない。。)

オランダは今日氷点下6度を記録した。
朝起きてなんかさむいよ〜と思ったらこの気温にもかかわらず
暖房がついてない。
おかしいおかしいと暖房のマシーンを調べてみれば、なんと機械が壊れている。
こんな寒い日によりによって。。

ということで朝から我が家は修理するなど、ごたごたと
人が出入り。
おかげで外にでずに自宅待機の一日。

その状況で私が一日で読めたオランダ語の本はとてもよかった。

De taart van Tamid

Ria Massy / Vrijdag, Uitgeverij



どうして他の国住むだけなのにその国の言葉を話さなければならないの?
どうして、英語だけじゃ暮らしてゆけないの?
外国人からみたその国のことを繊細に描いている。

なんとなくこのごろフランスに初めて住み始めたことを思い出すのだけども、
あのころはネットが全くなく、電話も限られていたから、
やはり言葉を勉強することが、自分の世界を切り開いてゆくことだと
信じて進んでいたよな。

ネットが普及した今でも、言葉を勉強することには
全く変わりがないのだけども、心の中の覚悟みたいなものがちがう気もする。


おすすめです。
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by inei-reisan | 2016-11-30 01:00 | オランダ生活 | Trackback | Comments(0)

個人の歴史


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写真を整理してたらなんともなつかしい写真にぶち当たって
そのまま私は静止。

12年以上前にパリに住んでいた私はまさに家なしで
友たちの家からそのころ知り合った彼の家に住み着いた。

怖いものしらずで海外生活を軽く見ていた私は、
強がりで、意地っ張り。
どこまで他人に線をひいていいかわからず、
毎日もがいて生きていた。

携帯も、ネットもない世界。

一度街に出れば、私の世界はパリの街中だけで、
街の中の人たちを観察し、見よう見まねでフランス語を勉強し
世界で何が起きているかも
ちっとも気にせず、わかろうともしなかった。

朝から晩までフランス語を勉強し、
言葉を話なせないことを毎日後悔し。
毎日夕方にはセーヌ川とヴェルサイユ公園をみて過ごした。

今の私とあの時の私がいざ、いま対面したらどんな感じなんだろう。
まさかこんな人間に出来上がっているなんて
思いもしなかっただろう。

私にとってフランスはやはり特別な場所だ。
人生の挫折も、始まりもすべてあの場所から始まっていた気がする。



2006-10-14 17:47:50
白昼夢
テーマ:つれづれなるままに





今週末はひさしぶりに家でゆっくりしようと、朝からだらだらと。
下のキッ
チンであった人に年齢をきかれ、27歳といい、正体不明といわれ。
中国からひさしぶりにハウスに出戻ってきた友達とおしゃべりをし。

たとえば、
友達からの何気ないメールをすぐに返せなかったり、
電話に意味も無く出なかったり、
せっかく会ってもすぐ帰るといってしまったり
あのとき、ああいった一言をいつまでも悪い方へと考え込んでしまったり

そういう時期のストレスがすこし解消されてきて
優しい気持ちに徐々になってきて

なんでかなぁ。。
と思っていたら、そうだ。

またそろそろ私の心がフランスへ帰ろうと決心し始めているからなんだな。
私ってやっぱりfrancaiseかもしれない。

いつにしようかな。。




今日のおすすめ本:

詩人と女たち (河出文庫)

チャールズ ブコウスキー / 河出書房新社


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by inei-reisan | 2016-07-20 08:00 | 旧ブログ | Trackback | Comments(0)

どようび


こうやって週末にゆっくり掃除をしてご飯を作っていると
なんだか感傷的になる。
なんだろ??


今日妹と話してて、兄弟姉妹との距離感について考える。
私は妹とふたり姉妹で
毎週のようにメールかチャットかなんかしら連絡を取っている。
連絡と取るということは
双方が声を聞きたい、話したいという気持ちがあって成立するもので、
お互いに連絡をとれるのは私には(きっと妹にも)嬉しいことなのだけども、
こんな関係も以前には全くなくて

前は年に一回メールか、家族ごとで会うかしかなかった。
お互いの波長が合わなかったというか、
感情のうまがあわなかったというか
でもそういう関係は結構どこにでもあって、
だから今こんなに仲がいいのは不思議なものだ。




家族の繋がりを表情に大事にするラテン系の国柄の人たちは(イタリア、フランス、スペインなんかいやもっとその他の国もいっぱい)
週に一回は家族とは電話やらあったりしてるみたいだ。

だから家族ごとのクリスマスなんかに、私が一人で部屋にいると
なんとなく気遣ってくれる彼ら達はすごいと
感心したものだ。


かといって、どこまでも必要ない連絡をされるのは、
非常に困りものなのだけども。


小さいときに本でも、アニメでも、ドラマでもみた
マッチ売りの少女を今でもなぜか私は思い出す。

どこかの舞台でみたこのお話。
それが頭の片隅に残っていて。

Erzähltextanalyse des Märchens "Das kleine Mädchen mit den Schwefelhölzern" von Hans Christian Andersen

Inga Baumhoer / GRIN Verlag




とくに最近は移民が増えて、道端で物乞いをする人が非常に増えたので
それが影響してるかもしれない。

アンデルセンのお話は、賛否両論あるけど、幼い私の心になぜか
残り続けている。
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by inei-reisan | 2016-06-12 04:42 | ミュンヘン日常 | Trackback | Comments(0)

ボローニャの前情報として知り合いにもう一つ教えてもらっていたのは
とてもとても古い大学があるということ。なんでもボローニャ大学は11世紀に創設されたそう。

本に惹かれるひととき。といっても惹かれた全然読めやしない。
ただ古びた背表紙と、型崩れしそうな形のなかに人間を魅了する
言葉が詰まっているかとおもうと、ワクワクするのだ。
本をたくさん読む方ではないが、それでも惹かれるこの思いは面白い。

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こうやって並んでるだけで、なにかを訴えかけているようで、本の声を聞きたくなる。

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わたしの好きな数学の本たちものこの時代からもうある。素敵。
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やはり夕方になると黄色い光が溢れてくる建物。このぐるりと囲まれた入り口につながる空間は、
立ってるだけで、いろいろな声が聞こえてくるような気がする。
一時期は子供達の小学校として使われていたというから、驚きだ。
こんな空間で走り回る子供たちは、どんな感じだったんだろう。

ちかくの教会には地面に星座のマークが描かれてる。
自分が立ったすぐ下に魚座のマークを見つけて、パチリ。いい感じの偶然で。

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by inei-reisan | 2016-01-09 17:23 | travel? | Trackback | Comments(0)

ジヴェルニーの食卓

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

原田 マハ/集英社

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私の好きな印象派の画家たちが、どんな生活をしていたのか、
どんな家族を持っていたのかなんて今まで考えたことはなかった。

でも大きな美術館でそれぞれの絵を見る時に、
そのキャンバスだけの世界を妄想して、心の中で呼びかけてそれでも十分に楽しめたはずなのだけども。
この本をなんとなく手に取ったとき、なんとなく惹かれてドイツに持って帰ったら、
なんとどはまり。
でてくる画家たちは、馴染みの深い名前ばかり。
絵から想像してた、彼らの勝手な私の架空の世界が、
言葉によってしっかり積み重なっていっている本だった。
特にこのシヴェルニーの庭園には泣けた。泣けた。ミュンヘンの朝の通勤で涙目のアジア人、一人。笑。

画家についての本ではないけど、昔読んだこの本を思い出して、
それには日本の有名な文豪がなにを好んで食べていたかを集めてある本で、
本当に興味深かった。やはり食事と芸術は密接に関わっているのだろうか?
いいなっと思うひとの勧めるものはぜひ食べてみたい。
なにを好んで、食べて、時間を過ごしているのか、
知ってみたい。
そんな考えにさせる本であり、それはとても珍しい分野から私の感覚が刺激されている気がする。
じゃあ、今度の美術館はこの本を片手に、ストーリを追いながら絵を鑑賞してみるってのはどうなんだろう。

さて、前回も話したけども、ドイツがぜんぜん寒くない。
これはこれはと青空も今日はでていて、こんな気分じゃクリスマス市場にも
足を向けれない。マイナスの気温がちっとも現れず、雪も一回降ったきりで、
なにがどうなっているんだろう、本当に。

あの庭に住んでいる主だったら、絶対この状況に恐れをなして、部屋からでてこないにちがいない。
ねえ、モネさん。








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by inei-reisan | 2015-12-05 18:04 | 言葉 | Trackback(1) | Comments(0)

恋って

なんだろうねぇ。

第一歩は話があった、目が合った。
一緒にいたいと、いるだけでいいなぁとおもったりして

恋をしてると生活がどんどん明るく見えてきて、楽しくなってきて、
一つ一つの出来事が一生懸命で、
すべてが偶然で出来上がっていて、
それが積み重ねてくるようになると
心を大きく支配する。


苦しさを感じるようになり、そのぶん飛び上がることを感じるようになり、
だんだん時間が大事だと思うようになる。

そんな気持ちの変化なんだろうね。


最近読み始めた本。

抱擁、あるいはライスには塩を 上 (集英社文庫)

江國 香織 / 集英社



でてくるおじいちゃんもお母さんも、お兄ちゃんもすべて素敵。

そしてこの日本語の使い方、素敵。
絶対日本語が母国語じゃない人にはわかりようがない感覚の言葉の使い方。

本を読んでいて、吸い込まれそうになる一冊。

今の私には、読んでいてよかったなぁと思う。
日本語の本を読める幸せ。
母国の言葉で癒される、そんな幸運。
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by inei-reisan | 2014-12-10 06:17 | 言葉 | Trackback | Comments(0)

風を探して

相変わらず私は仕事場でドイツ人たちと戦ってるんだけど、
やはり私は頑固で人間関係がへただなあと思ってしまう。
甘くみて、適当にしておけばいいものを。。
自分には厳しく、人にも厳しくというふうになってしまうのは、
実は人を遠ざけるかもしれないパターンだな。

でもこの個人の甘さや、まあいいかとか、私は気にしない
という考えの延長に、世の中で起きている不公平や、殺人や、
戦争や大きなものに増長していっているのを今ではしっているから、
やはり自分は認められないことなのだろう。

つくづく曲がっていることが嫌いなのは当分直せない。
私とだれかさんの魂はやはり似ているところがあったのだと、
気がつく。


さて今日読み終わった本でなんとも素敵な本を一冊。

風を探して (中公文庫)

森 瑶子 / 中央公論社



彼女のことは、実は前から知ってたのだけど、彼女の本は読んだことなくて、
気がつけば私の手に転がりこんできた。これも運命か。
もっと彼女のほかの本も読んでみたい。

またなんかの機会で読むことになりそうだけど。。
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by inei-reisan | 2011-06-25 23:01 | ミュンヘン日常 | Trackback | Comments(0)

自分が住む国を選ぶ権利はあるが、国が私たちを選ぶ権利はない
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