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2006-10-01 01:00:01

2006-10-01 01:00:01

心は全てを映すのですか?

テーマ:つれづれなるままに


長電話なんて、高校生のとき以来だわ、
と母に笑いながら告げる。
気がついたら、時計は23時をさし、母と3時間近くも話し込んでいた。


母の知らない一面を知った。


母が知らない私の全面を暴露した。


2006-10-10 23:08:00

青森に、いってきました  vol.

テーマ:ami

私たちの車は、ぐんぐんと北へ北へと目指す。

今週末、高校時代の唯一の女友達が福井から嫁いで結婚するということで、青森へ進出。(うちのクラスは理系だったため、女子5人、男子35人という奇異なクラスだったのだ。)
大雨を食らった北日本の交通機関、こういう時に日本の交通設備の老朽化をかんじさせられ、
新幹線から降りて行き場を失った人達も、なんだかぼんやり。(東北線全線ストップ復旧見込なしだったのだ)
しかしながら東京みたいにいがみ合う事も無く、与えられたベンチにおとなしく腰を下ろしてまっている人達なんかも、なんだかほのぼのだ。
「だってしょうぎゃないだっきゃ? 」
「んだんだ。」

おかげでこうやって、こころゆるす高校時代の3人の友達とドライブをする事ができた。才能ないカーナビに突っ込みをいれ(なぜかアナウンスがカタカナ読みだけ流暢な英語の発音になる。。。)、通り過ぎる看板に大笑いし,なんだか気分は学生時代。
ちなみに、笑一番看板は、整骨医院の看板の下にでかでかと、「bone setting」とかかれていた(爆!)
たしかにね。。そうだけどね。。。。

ここ数年で一番リラックスした、最高に楽しい旅となった。
雨がやんだ外は晴天。強い日差しが入り込む車内で、予測もしなかったレンタカーの使用のため誰一人音楽などもって来ているはずも無く、ただ一人もっていた携帯の着メロを最大音にしてやり過ごす(笑)
そして話題はころころと変わってゆく。
ー高校時代の全先生の名前をフルネームで
組の女の子の名前を順番に
ー地元にあったインチキデパートをの名前を全てあげよ
ー普通のひとがしらない使えない方言をあげよ
等々。


結局私たちは、式の1時間前に現地へ流れ込む事に成功した。


思い返せば、高校をでてから、私は東京で一人で走ってばっかりいたけども、

私のかつての居場所はこの仲間だったのだな。

そう感じる事ができると、私はいままでなく幸せで安心で、とびっきりの笑顔になっていた。


2006-10-13 01:25:32

青森に、いってきました vol.2

テーマ:日本の気になるもの




ちいさな箱の中をのぞいてみると目がつり上がった女の子がうつむき加減で一人で立っている。

先日の青森でもう一つ訪れたかったのは
奈良さんの企画展
なおこの奈良さんが在籍したデュッセルドルフ芸術アカデミーでは初めての日本人卒業生になったことでちょっと興味をもったのだ。

ここは青森かというほどの大行列で、入るのに30分待ち、2階の展示をみるのに30分待ちと大盛況だった。つぎつぎと扉を開けてのぞいてゆく彼のワールドに引き込まれて私はすっかりいい気分になり、
妄想にふける。


ふと気がつくと私の顔の横にならんでちっちゃい顔がそれこそ真剣に女の子をじっと見つけている。
背がえらく小さくて、裸足の足にスニーカーを履いている彼女のちらりと見える白いアキレス腱がどうしても気になって気になってしょうがなく。ちらちら目に入ってくる。
気がつくと彼女の横に背のでっかい茶髪のおにいさんも一緒に展示をみていた。

あとで知ったのだがそれはゲストできていた一青窈さんだったらしい。
(ちなみにあのおにいさんは作曲家の小林たけしさんだったらしい)

そっか、ならアキレス腱より、声でもかけとけばよかったのかなぁ。。




# by inei-reisan | 2025-04-22 04:29 | 旧ブログ | Comments(0)


天気がいいのに、寒い此処_e0211739_21111130.jpeg

イースター休みの初日は、思い切ってぱあっと遠出する人と、コツコツと日頃できないようなことに時間を費やす人に分かれている。
今回の私は、後者にあたりただいま次の旅への計画中。
外は晴天だから、家にいるのはもったいので、近くのカフェにガイドブック片手に珈琲を飲みに来た。
いやあ、でもヨーロッパのカフェは値段が急高騰しているため、一杯をどこに選ぶか、最近は慎重になってる。

それでもこの一杯をやめられない私はやはりそう、
完全なる中毒者。

室内にいると、外はどんなけ暖かいのかと想像させるのだが、オランダの風はこんなけ晴れていても結構寒い。

ところでオランダに引っ越してから、私はイースターっぽいことを全くしなくなってしまった。
ドイツにいた頃は、卵料理食べて、ウサギの絵を描いて、イースターのパン焼いてっと忙しく考えを回していたのだが、これがオランダの宗教心の薄さの影響か!と今さら驚いてる。

この国は、本当に信心深くないことを、是としている感があるから、
年の休みに対しても頓着なくなるんだよ。
年に数日しかない、祝日なんだから、はっちゃけろー。
っと、カフェであちこち勉強やらパソコン仕事をパタパタしている人に囲まれている私は、
ブツブツと。(笑)




# by inei-reisan | 2025-04-18 21:10 | Comments(0)

百日咳


このトンネルの先はなんだったんだろう、覚えてない。でも、またいってみたい気もする場所。
百日咳_e0211739_05312796.jpg
最近ばたばたといろんなことをして、日本へ旅なんかもしていたら、なんと百日咳なんぞをいただいてしまった。
やっとオランダに帰ってのんびりと日常に戻り、思いっきりバレエをしながら次の旅の準備をしようとしていたところだったのに、
やっぱり言いたくないけども、体は前みたいにもう若くはないのだなっと。
いや危篤状態でもないし、日常の生活はなんとか遅れているのだが、この咳がやっぱり厄介で、一日の終わりにやっと寝れると布団に入るとしつこく咳がはじまり全く寝れないのだ。
ほんとに百日これは続くんだろうか・・不安になってくる。

ヨーロッパもすっかり春を超えて、そろそろ夏っぽい天気も入ってきたり、そう思ったらいきなり0度に近い気温になったりと
落ち着かない天気が続いているし、私も体調に気をつけなければ。

それにしても、春になるとヨーロッパ人は浮かれまくる。
世界的にも浮かれる時期だとはわかってはいるのだが、特になんでもかんでも浮かれてもいい免罪符をもらったかのように、
どこもかしこも、カフェもビール屋も人でいっぱいだ。
どんどん日も延びてきて、最近天気がいいと、もう夜の8時くらいまで明るくなってきているから、
騒がしくなる時間帯もどんどん伸びてきている。

たしかに、そうだね。
これからが夏時間の本領発揮だね、楽しんで行こう!





# by inei-reisan | 2025-04-16 05:45 | Comments(0)

信頼の回復とは

ここ数年悩んでいるのは、一旦失ってしまった信頼の回復とは
いかなる手段によって手に入れることができるのかということ。

これは相手が私にたいして信頼を失ったのではなく、
私が相手にたいして信頼を失ったということ。

そう書いてしまうと、私は何様なのだということになってしまうのだが、
自分も人様のたくさんの信頼を失っているのも知っているしたくさんの後悔もしてきたからこそ、
それでもこれでもコツコツと
相手に対して誠実に向き合ってきたし、誠実な時間を一緒に過ごしたと思っているのだ。

それが故の信頼の喪失、それが故の回復への悩み。

話は変わって、久しぶりに会社の個人面談があった。最近上司が変わったので、個人的に認識を深めるための
顔をあわせての話あい。
これはこれで緊張はしたのだが、自己紹介の一部で最後に付け加えたのが、
どうして数字を扱っている仕事を選んだのかということ。

私は、

なぜなら、数字は嘘をつきませんから、最終的には予測や、分析がしやすいんです。
人と向き合う仕事だと、どうしてもこの性格が邪魔をして真に仕事に取り組むことができないんです。

と答えた。

上司がどこまで私のことを理解できたのかは不明だが、この言葉の意味は、私のなかではどこまでも深い。

どうしても白と黒が私の中で線をつけたがる。

結局は今でも私は、

白と黒の、どちらかだ。

信頼の回復とは_e0211739_04003204.jpg




# by inei-reisan | 2025-03-11 04:00 | オランダ生活 | Comments(0)

日の入りと日の出


調べてみると、2月になってからはどんどん日が長くなっていくスピードが早くなっていくそうだ。
毎日約3分程度長くなるというから、来月になったら私は日の出とともに目が覚めるのだろうか。

いまは目覚ましが鳴っても辺りは真っ暗で、暗闇で布団から起き出した私は、そろりそろりとリビングに移動する。

我が家のリビングは大きめの窓があって、その目の前には大きな池があるので、
そこに浮かんでいる白い渡り鳥を眺めながら、朝のコーヒーを飲むのが
最近の私の習慣だ。
初めは真っ暗な水の色が、ゆっくりと灰色に変わり、またゆっくりと明るくなってゆく。
水に浮かんでいる鳥たちは眠っているのだろう。太陽が出てくるまでは、寒いのかじっとして動かない。

それにしても、今年の冬はやたらと寒く感じる。
角にある我が家はどうしても外気の影響を受けやすく、
暖房をつけていないとどんどん部屋は冷え込んでいくのだが、
それにしてもだ。私は最近寒さに弱くなってしまった。

でも、寒さにはもともと弱かったのではなかったのか。
真夏の暑さよりは、冬が苦手だと、そんな自分のことを忘れてしまっていたことに驚く。

そして子供の頃の思い出と一緒に北陸の冬を思い出す。

日の入りと日の出_e0211739_06065487.jpeg

またゆっくりと空が明るくなってきた。
奥に広がった、雲の切れ目に朝日が見えて、水の表面が反射して美しい。
でも寒さはたいして変わらない。

ただ風景だけが変化していく朝の風景。

私の最近好きな風景。





# by inei-reisan | 2025-02-13 06:07 | オランダ生活 | Comments(0)

自分が住む国を選ぶ権利はあるが、国が私たちを選ぶ権利はない

by inei-reisan
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