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失った刺激

なんでも新しいものに興味がある私が
だんだんと何でも興味を示さなくなったのは、
守りに入ってしまったからであったのか?
一旦はそれを受け入れたけども、また今になっていろいろと
なんでも出来る感覚がよみがえってきたりする。

おもしろい、この現象。

人間がわくわくするというのはその状態を想像でき、
それに不安よりも完成する形を
想像することだと思う。

逆に恐怖を感じたり、どうせっとネガティブに考えるのは
その失敗するかもしれない姿をみじかに感じたり、
その努力を負として感じたりするのだろう。

ということはどちらも自分の気の持ちようで
わかれていくということだ。




さて昨日の大晦日は友達の家で過ごした。
今の私には友達の優しさがうれしくて、もっと頼ってもいいんだよという言葉にも
ありがたかった。
急にドイツへと方向転換したあとに、急に舵を失った私は
他の人からみても心もとないのだろう。
ドイツ人の一人が昨年のいちばん嫌な事を紙に書いて
新年の花火のときに燃やそうと言い出した。
そうやってドイツでは厄除をするそうだ。
私にも白紙の紙きれが配られたけど、私はなにも書かなかった。
この一年の悪い事を思い出そうとしたけども、

結局はなにも悪い事はなかったと
そう考えた。

辛かったけど,
ちっとも悪くはなかったのだ。

新年があけて豪快な花火の音が聞こえ出して、
コートを着た私たちも見学しに外へでる。
あちこちから花火をもったドイツ人達が祝いの歓声をあげる。

私はそっと白紙の紙を
ライターで火をつけて燃やした。
by inei-reisan | 2011-01-01 22:05 | ミュンヘン日常 | Comments(0)

自分が住む国を選ぶ権利はあるが、国が私たちを選ぶ権利はない

by inei-reisan
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