2011年 10月 02日
今になってわかること。
いっとき心と頭が混乱していたときは、自分で何が問題なのか悲しいのかわからなくて、
だから解決することもできなかったけど、今になって落ち着いて物事を考え直してみると、実は問題は心の根底の弱さを逆なでする状況にいたから、その症状自体がさらに混乱してしまったんだと気がついた。わけもなくいつまでも苦しいと思う、常に悲しくてぼんやりしている、死ぬことばかり考える。心が痛いから体を傷つける。それ自体が本当は問題だったのにそのころの彼との関係とごちゃ混ぜにしていた自分がいた。今まったくそんなことを思わないのは実はボーダーラインのこっち側に安住してしまっているからだとも考えられる。自分でもなぜか理由がわからなく悲しいのが実は一番辛かったのだ。心なんて所詮脳で動かしてないのだから、理由や論理なんて存在していないのだ。ただそうやって心が悲しくなる理由は、やはり脳が作用していると思う。
そしてそういう病んでる人の大半は自分を大事にせず、自分を投げ捨てている。そう、自分を大事にしていない。存在しているのが当然だと誤信している。
でも昔も今も物事は実はなんにも変わってはない。環境も仕事も自分も。でもそれを受け入れる心が変わったのだと考える。ただ今だって完璧では決していない自分がいる。もしやして私の流されやすい性格を思いっきり利用する悪者が私の心を破壊するかもしれんし、ちょっとしたきっかけで崩れ落ちてしまうかもしれない。
ただ今になって思うのは死ぬことを考えない日常が、こんなにも楽だったのかということである。
昨日の帰り道。見つけた夕焼け。
お久しぶりです。いつも美しい写真と、個性的な文章を楽しませてもらっています。異国の地でつらい日々を送られていたのですね……。でも、inei-reisanさんのようなまっすぐなひとが、ご自身にふさわしい幸福をつかむことを、僕は信じて疑いません。進む道は違えど、いつも応援しています。
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inei-reisan at 2011-10-09 22:20
trickyさん
なんか長い付き合いのうようで、お話できないこともたくさんあるのですよね。それでもいつまでもお付き合いいただき嬉しい限りです。どうもありがとうございます。
なんか長い付き合いのうようで、お話できないこともたくさんあるのですよね。それでもいつまでもお付き合いいただき嬉しい限りです。どうもありがとうございます。
by inei-reisan
| 2011-10-02 02:28
| ミュンヘン日常
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Comments(2)