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ドレスデン 遠出

今回の旅はいつになくたくさんの美術館を回ってる。

それもそのはず、誰も私を止める人はいないから、
自由に時間を使って、心ゆくまで絵を鑑賞することができて、
私ってこんなに美術館がすきだったっけ?と気がついた。

大学生のときに一時期美術館にいくことを趣味にしてた時があったけ?
あのころの私のスタンスとして、見れるもの、考えるものがすべて勉強であるとしていたから、
それこそ東京の美術館から映画館、博物館まですべて荒らしていた。
結果それが身になっているかというとよくはわからないが、よくも飽きずに私はものを見続け、
感性を育てていたと思う。
いつからその感覚が薄れてきたかはわからない。
ただこの旅では、その興味が復活したらしく、あちこちの特に美術館を荒らしている。

美術館にいって、気がついたことは人にはいろいろな展示の見物の仕方があるということ。
人によっては、有名が絵があるとことまでスタスタと歩いてゆき、その前でパシャと写真をとり、またスタスタとどこかへ行かれてしまう人。入り口からじっくりと解説を読んで、そこで話し合っている老夫婦や、音声ガイドを元に絵の名前を訳し、首を傾げている人。
かとおもへば、まんなかのソファでガイドブックを広げて、目の前の絵に見飽きている人。
ほんとうに様々な人がいる。
それらの人を縫うように観光客がガイドと一緒に蛇のようにはって進んでいくのである。

私は、一番はじめのタイプを除いて、それらすべてを実行しているとも言える。ときどきガイドのいってる英語やドイツ語に耳を傾けながら(日本語は今回まだ一回もであってない)、だらだらと絵のなかをいったりきたり、時にはソファに座ったり、じっと真剣に考え事をしたりするのである。

多分美術館のなかにいたひとが私みたいに、すべてを実行しているのだけれども、一瞬を切り取って表現してしまっただけかもしれない。


さてこんだけ語った美術館巡りはなんと国境をまた超えて、ドイツのドレスデンを訪れている。
プラハからのドレスデンは車で2時間ほどなので、とても行きやすかったのだ。

ドレスデンに来て、心ゆくまで美術館で鑑賞して、また明日からプラハに戻ってまた美術館で鑑賞。
そして美術館で見たたくさんの絵や彫刻が、頭から離れず、夢にまででてくる始末。。。
あぁ、これが今の私の贅沢さなのかしら。
by inei-reisan | 2015-05-28 05:09 | travel? | Comments(0)

自分が住む国を選ぶ権利はあるが、国が私たちを選ぶ権利はない

by inei-reisan
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