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カテゴリ:日本生活( 1 )

週末の朝 - 霧雨


窓の外をみたら細かい霧雨が降っている。
よく見ないとそれには気がつかなくって、だれかがベランダに立っているのを見つけて
だれかと思って覗き込んだら気がついたらそれは霧雨だった。

こういう日の朝は東京の朝が似合う気がする。
20,21歳の頃の私は、週末の朝早くに、よく私は街の中を散歩した。
イヤホンで耳栓をして、いろんな雑念を遮断して
新宿やら、大久保やら渋谷やらもっといろんな街を散歩する。
その時つきあっていた彼と朝まで街中の繁華街で過ごして、
そこから散歩して帰っていく私はなんてなんて荒く削られていったんだろうか。

早朝の街中は、あちこちで道を箒で掃く音がどこでもする。
私はどこのタイミングで私はその日の日常を取り戻したんだろう。
朝のコンビニに入る時の入り口のチャイムだったか、
ドトールのコーヒーを飲んだ頃か
夜中寝てない私は、それでもぼおっとしていて
午前中は再起不能だったりした。

東京のど真ん中にあった私の私立大学では、ほとんどがその土地出身の人ばかりで
入学当初は思いっきり私は困惑した。
彼らの連絡の取り方や、話し方や約束の仕方が、いままでの私のものと全く違っていたから。
田舎者で、外野として東京に入り込んだ私は、
あまりの人の多さに圧倒され、何をとっかかりに人とつながっていっていいかわからずに
街の中をまさにふわふわと泳いで回っていた。

そして大学時代の知り合い達のつながりは結局私のそばで1人しか残らなかった。
あんなに仲いいふりをしていた彼らは、こちらが連絡しないとまさにちいとも連絡しないようになり
そのまま消滅してしまった。

私にとって、東京とはそういう街だったと思う。
そしてだから今でも、いつ訪れても魅力的な街のままだと思う。

それで私は街というものにどこまでも惹かれている。
世界中のどこにいっても、どの人にあっても、その街で生活している人達。
流れる川、細い道と長い建物の影と日向。
結果旅をする時は、そういうものを楽しんで観てまわるようになった。









by inei-reisan | 2017-07-16 17:55 | 日本生活 | Trackback | Comments(0)

自分が住む国を選ぶ権利はあるが、国が私たちを選ぶ権利はない
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