カテゴリ:つながり( 39 )

ぎざぎざの心

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ちょっと前に訪れたデュッセルにある美術館は、おもったより質が良くってそのときにみたものをすこし。
このぎざぎざ感になんだかすこし私は共感してしまった。

人と人がすこしでも一緒にいるということは、化学反応を起こすことになるんだけど、その起こした結果、悲しいことも楽しい、嬉しいことも、
全て化学では生成物でかたずけられてしまう。
その生成物はずっと残りつづけ次の反応が起こるとき、材料に選ばれるかそのまま残り続けるだけだという。

そこで面白いとおもった化学反応についてのwiki文章は、「化学変化の前後では化学物質の分子を構成する原子の結合が変わって別の分子に変化することはあるが、原子そのものが別の原子番号の原子に変わることはないこの点で原子そのものが別の原子に変化する原子核反応とは大きく異なる。」ということ。要はその原子のポーテンシャルがずっと反応の核となり、生かされ続けるのだ。

ここからはもう私の妄想だけど、生成物の残りは宇宙に浮いてるダストのようにふわふわと残りつづけ、いずれ塵として消滅してしまう。
そしてだったら、塵を纏ってるその姿も当たり前だし、それも結果美しい。
(でもこのガラスは危険すぎる。触ったら傷だらけ)










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この空間を上からみると、ひとがうろうろしてるのが空間を変化させていて、楽しかった。

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必死に登ってる姿が素敵。


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そう、この上の親子はどこか遠くをみてる。





ぜんぜん季節感がないことを書いてしまいましたが、来週から日本へ一帰国。
今回は家族親戚まわりでおわってしまって、結局会いたい親しい友人にまったく会えそうにない予感。
会いに行くには、遠すぎる、その距離感だけなんとか縮めれるトリックがあれば、日本だけじゃなくフランスもドイツもすぐに飛んで行けるのに。


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父が先日送ってくれた写真。実家の庭に一本ある桜が満開になりました。
母が死ぬ前に、元気づけるために植えたこの桜の苗は、植えたときはひょろひょろほんと育つのかなぁと母と心配していたもの。
こうやって植えて、2、3年たってからこの子は元気になりだしたみたい。

これだって、きっとたくさんの私たちの塵の集まり。




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by inei-reisan | 2018-04-22 15:25 | つながり | Trackback | Comments(0)

焦らないこと

いつもちょくちょく見ているブログでとっても美味しそうなものばかりをつくる方がいるのだけども、
最後の更新がはや4ヶ月前になっている。
最後の記事では、お年寄りなので検査入院のためしばらく療養をということだったのだけど、
本当に大丈夫なのか。どきどきしている。

気長に、静かにじっと待つということ。
私には一番苦手なことだけど、最近はそういうことが訓練が必要な場合がなんだか多い。


昨日夜のオランダ語授業に行った時に、
隣のソマリア人の子がもう3年もオランダに住んでてって話をしていて。
地道に気長にっとつぶやいていたのも印象的だった。

今は静かな場所にいられるだけでも、幸せなのだから。
いつか来るチャンスを信じて、真面目にこつこつと
やれることだけを今しようって、そう私たちは言い合った。

ブログをお休みしているあの人はきっともっと気が長い話なはず。
自分の体と相談しながら、自分の体の調子が戻るのを待って、
でも前のように完全に戻るわけではもちろんなくて、

でもそんな待ちも人生の中の一部。

おいしいそうなご飯が一杯なブログ:ばーさんがじーさんにつくる食卓




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by inei-reisan | 2017-09-28 16:47 | つながり | Trackback | Comments(0)


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(友達の子供と一緒に)

たくさんの思い出を思い出して、たくさんの人と出会って私は過ごしてきたけど、
すべての人のつながりに、今は自分の老いの自信が追てきた気がする。
あの頃あった、彼らが今の私を見たら、私は間違いなく魅力的に
年をとっているだろう。
そう信じたい。

少し前まではネガティブな言葉を綴るしかなかった、
私の心はまた違う段階に来ているらしいと。
最近気がつく。

あのとき、幼かった私は大事な人にあんな幼い態度をとってしまって、
でもそれはそのとき私には必要な幼さだったんだろうと。


20を超えたことだろうか、自分の命とか死とかが非常に近くに近づいてきたときがあって。
息をするのも辛くて、寝たら朝目が覚めるはずがないだろうと怯えて、
過ごしていたときがあった。
ひとはこんな私を思い込みが激しいといってたが、それに関しては今も何にも変わっていない気がする。

まだ若いと自分で感じるときは、
どんなときでも自分の生命力(生活力)の弱さを理由にしていて、
自分の存在が小さいくせに、それでも自分が実際に存在していることが当然だと思う。
そしてそんなことは問題にせずに、
ただただ自分の状況や立場や、関係や、そんなものに文句や不満を持ってうち悩む。

そしてこの頃はそんな悩みに自分の不甲斐なさや、
老いを理由につけているようになっているのだけど、
でもまた、もう一回考え直してみたんだ。


私のこれまでの時間は、たくさんの失敗と出会いと、
この存在出来ている環境のありがたさで積み上げられて来たのだけども。
そんな中でも、
このごろは、じつは、私は自分の老いに美しさを感じているんだ。


だからこれもいつか、
いつか自分の自信につながるといい。













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by inei-reisan | 2017-09-10 08:58 | つながり | Trackback | Comments(0)

昨日の私はすごくつかれて、すごく寝た。
オランダから9時間以上の電車での長旅をして、雨風びゅうびゅうの中フランスの田舎に到着。
2年半ぶりに日本人の友達が住んでいる田舎を訪問だ。

着いた途端1歳半に大きくなった彼女の子供がお出迎え。
パタパタとぎこちない足取りで歩いてきて、でっかい目で私に笑いかけた。
私が話すとあやふやな感情だったのに、フランス語を話せばしっかり返事をしてくる
あたりがもうめちゃくちゃかわいい。

こんな彼女との友情もかれこれ15年以上のつながりともなろうか。



私の中で流れる時間は、どうやら思ったより長い。
そしてこれからもよっぽどのことがないかぎり流れてゆく。
それはあっという間に流れて捨てられていくものではなくて、
人とものと場所と会うたびに深く長く最近はなってゆく。
昔はそれらはぶつ切りで、つぎはぎだらけだったのに
いつから変化したのか、今では思い出せない。

これからは瞬く間に一年がたってしまったと思わずに
その長い時間がまた深く長く伸びたと思うことにしよう。


ps. また遠くからだけど、お誕生日おめでとう。





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by inei-reisan | 2017-02-28 15:07 | つながり | Trackback | Comments(0)

1対1



後1日で誕生日というところで彼女の歌を聞いてしまって。



私を生む前の日のあの彼女の気持ちはどうだったんだろうと
ふと考えてしまう。
彼女のお腹の中でくるくると回っている私は、
彼女の言葉だけをきっと無意識の中で聞いて眠っていて、
いつお腹の中から出て行こうかっと気まぐれに考えていて。
そんなとき彼女は大きなお腹をさする。
大きな丸いお腹に話しかけて、そろそろでてこーいと小声でささやかれて。

私と彼女はいつだって一対一でいて。
やっとお腹から出てきて初めて見た彼女の顔も、
小さくて覚えてないたくさんの出来事もきっと
一対一でずっといた。
今ではもう会えない人になってしまっても。
でもこれからもきっと一対一で心の中で彼女に話しかけてしまうんだろう。


このタイミングでこんな事を思ってしまったのは、
仲の良い友達に子供が無事産まれたから。
彼女とたくさん話して時間を過ごしてきて、
子供を産む側の気持ちが少し分かってきて。

また彼女の事を私は想う。

お母さん、私を産んでくれて、

ほんとありがとう。










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by inei-reisan | 2017-02-20 04:54 | つながり | Trackback | Comments(0)

10月も後半です

今週はやっとできた友達を家に招待してご飯を食べたり。


日本人は今の所一人しかこの街で出会ってないけども、
それにしてもここらで会う日本人はいつも日本人じゃなくて、
もう欧米化している人ばかりだ。

私たちの一番の問題は日本がしっかり話せなくなっていることなのだけども、(危険、笑)
それでも他の言葉で話すよりはやはり母国語を話す方が心地よい。
しかし話す内容は戦争のころの話に飛んでいったりもするので、やはり日本人同士の会話なのかなあという気もする。
よくよく考えれば、私の祖父も戦争を体験した人たちだけども、
それでもその当時のことを話したがらなかった気がする。
私の戦争の記憶は、教科書か、映画の中か、原爆博物館か、他人からの媒体が多いから、
なんで祖父母から直接聞くことがなかったのかなっと。
いま90まで生きている父方のおばあちゃんはもうボケちゃってるから
お話を聞くのは少しむずかしい。
もう少しはやく戦争の時のことを聞いとけばよかったなあ。


さ、今夜訪れるのはコロンビアとペルー人。
どんな話の展開になるのかな。




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by inei-reisan | 2016-10-23 19:04 | つながり | Trackback | Comments(0)

頑張っている人へ

よく聞く話で、
人の立っている目の前に道はいつも広がっていて、
ただ前に進むか泊まるか、後ろを振り返るかは
自分次第だという。

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ただどの人にも進む道は用意されているのに、
それに気がつかずにしっかり足をつけて歩く人は
結構少なくて、気がつかずにするすると進んで行っている人が
ほとんどだということもよく思う。

ただ進む道もいろいろあって、時には進んでいても途中で切れていたり、
ぐるぐると一周してしまったり
失敗もたくさんすると、その失敗が実は前提であると
それにも気がつかなければならない。

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人によって進み出すタイミングも、力強さも、
思い切りのよさも変わってくるんだろうけども、
泣いても怒ってもいいから、その道から逃げ出さない。
それも大事だと思う。


私はこれからもたくさんの変な道を歩いていくんだろう。
人よりもたくさん苦労をして、嘆くかもしれない。
でもそれをやりきった全てが、自分の自信と力になると知っているから、
人間には希望がやはり有る。

有希

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by inei-reisan | 2016-05-29 04:32 | つながり | Trackback | Comments(0)

つながるもの



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覗いているのは広大なエジプトの首都カイロの街並み。
そこから眺める風景は、屋上に(多分貧しくて)住んでいる人たちの
街並みでもある。もうあれから5、6年たったか。
エジプトはあれからすっかり観光客が遠のいてしまったと聞いて
寂しくなる。

これだけ国を転々としていると、友人も国をまたいで
会うことになり、会えない時間も距離も長くなる。
当時は非常に不便だった、世の中もインターネットの普及で次第に便利になり
飛行機も値段が落ちて次第に距離も行き来しやすくなり。
幸運なことなのだ。

ちいさいときから、家族だけが唯一変わらずつながるものだと
言われてきたけども、
私のいままでの過ごしてきた時間をみてみたら、
そんな大事な人たちもこれからも大事にしたい。
その思いはいつまでも変わらないでいよう。


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それが私が自分で積み上げた財産の一つだから。
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by inei-reisan | 2016-03-12 18:38 | つながり | Trackback | Comments(2)

諦めるために

あることを諦めるために、

ここしばらくいろんなことを試しているのだけども、
ちっともどれも功をなさない。

私は、根っからしつこい性格なのかもしれない。

この諦めの悪さが、自分をくるしめているというのに、


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一層、救われない。

ただし、
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by inei-reisan | 2015-12-09 06:55 | つながり | Trackback | Comments(0)

完全に忘れられた人

寂しがりやのわたしは、人に忘れられることが怖い。
忘れられるといっても、本当に思い出さすこともなく忘れるわけではなくて、
その親しかったはずの人が、遠くに行ってしまったりして
忙しくなって、連絡がぶつぶつと切れていってしまうのが
たまらないのだ。

仲がよかったと思ってたあの人から連絡がこない。
メッセージを送っても返事もかえってこなくて、
わかり合ってたと思ってた私の自信は、またがたがたと崩れ落ちてゆく。
いそがしいんだ、充実している生活なんだといい聞かせても
いつまでも人がわからなくなる。どこまでも、人を信じることができない。



そして今日スカイプを開けてみて、プロフィールの横の金額になぜかびっくりマークがつく。
なんだろうっと思って、クリックしてみると、
振り込んでたお金が長期使用してなく、
期限切れになるという合図。
こんな合図久しくもらってなかったなぁとおもってたら、
そういえばスカイプは母親と話すときくらいしか、
現金をいれて使用してなかった(あのときは、実家やら病院やらよく固定電話にかけてた)
のを思い出した。
そうか、もうこのスカイプから普通の電話をかけなくて、そんなに時間が経ってしまったのか。

人に忘れられるのが、怖いいやだといってる自分が、
他界した母親をこういう形でまた実感するなんて、
ほんと、自分はなさけないよなぁ。


そう、

気がつくと私はいたらないところばかり。

最近の私は、

自信がなくて、くよくよしてる。


もう、いやになる。。
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by inei-reisan | 2015-09-03 04:45 | つながり | Trackback | Comments(0)

自分が住む国を選ぶ権利はあるが、国が私たちを選ぶ権利はない
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